2016年5月7日土曜日

181羽:立候補しなければ、何もしないで済むと思った?

GWにかませてきた春の親子遠足。
昨年は雨で中止だった。

今日の天気はイマイチ。
パッとしない曇り空。
だから余計に、蒸し暑い。

3人分の弁当が重い。米を詰め込みすぎた。
俺のせい。
3人分の水筒も・・・
鞄が重すぎる!

公園にはムスメ達の園以外に2つの園がブッキング。
考える事は皆同じなんだなぁ。

公園内を数百メートル歩くだけでもじっとりとした汗が吹き出た。


確保されたシートで取り合えず水分補給。
相変わらずの運動不足が裏目に出る。

子供達がサッカーを始める。

釣られるように、のらりくらり・・・
「まーぜーて♪」
勝手にパスアピール。そして流してパス。

「おぉ!1年生!どうよ学校は?」
昨年までの年長さん達を発見しながらパスを出す。
「楽しいよ!」
「あー、2組だったっけ?」
「いーちーくーみ!覚えてよ。」
「あぅ、ごめん。」
「で、あっちが3組で、コイツが4組だよ。」
「へぇ~、クラスが違うのに一緒に遊んだりするの?」
「するよー。友達もたくさん出来たし。」
「それは、良かったね!っと!」
今の年長組みへロングパス。
そして、受けきれず走っていく。

あー。力入りすぎた。

数ヶ月見ない間に昨年の年長さんたちは顔つきが変わっている。
他の子供を見て大人になってきてるのを直に感じるオッサン。


恒例の親子体操をやっぱりダンナに任せる間に一息。

体操が終わり、クラスに分かれて先生の挨拶と「役決め」の開始。
先生は昨年と同じだから大丈夫。
問題はこの「役決め」だ。
PTAみたいな大掛かりな物ではなくて、「運動会の挨拶」、「卒園の挨拶」の二つを保護者から代表選出する。

今回の遠足のメインイベントがこの「役決め」。
みんなやりたくない。はず。
昨年は立候補者がおらず、子供達の「じゃんけん列車」の勝者で決まったそうだ。

「今年は子供達の意見で決めればいいのにね。」
「あ!それ面白いね!」
幾前の晩にダンナと語り合った。


いざ話し合いスタート。
地面が昨日の雨で濡れているから、ケツをつけない様にウンチスタイルで座る俺に、ムスメは器用に俺の膝上で座る。

「まずは立候補いますかー?」
先生の声に反応するように、目を逸らした。
周りも似たような反応。
沈黙・・・

が、
「はい!」
綺麗に左腕を伸ばして元気よく挙手した者が、俺の膝の上に・・・!
驚きでケツから転げた。
威勢が良かったのはムスメだった。
「はぁ?マジで?ねぇ、分かってる?この話し合いの意味。」
「うん。分かる!」
「いやいや、あんたがやるんじゃなくて多分パパがするんだよ!」
「うん、いいの!」
「え゛-、マジで・・・」
脱力で、何も言えない。
「運動会と卒園式どっちがいいですか?」
見逃さない先生。さすが。
「あぁ・・・どっちがいい?」
ムスメに聞く。
「運動会・・・」
声ちっちゃ!そこボリューム落とすの!?
「じゃぁ、運動会でお願いします。」

保護者爆笑の中決まってしまった。

卒園式の保護者代表挨拶は案の定、じゃんけん列車で決まった。
これまた笑えた。
以前同じマンションに住んでいた時からの仲良し一家。

ご主人曰く、
「俺、3月は忙しいから、任せた。」
奥さんに丸投げる瞬間を見た。


タバコをご主人と二人で吸う。
「やったね。卒園の挨拶は泣くよ~。」
「いや、俺は忙しいからいけないなぁ。そっちこそやるね。」
「いや、あれは立候補にならないでしょ。」
「あの空気で手を上げる子供の肝がすごいわ。」
「読めていないだけじゃない。」
「ある意味読んでたよ。なんとなく何かやりそうな気がしてたし。」
「うん~。俺も何かやるんじゃないかって気はしてたけどさぁ、まさか・・・ねぇ。」
お互いで、ふぅ~。
噴かすしかない。

「ねぇ、あの話の意味、本当に分かってた?」
決まった後から、もう一度ムスメに聞く。
「んー、分かってない。」
「あぁ・・・そう。しゃーない。やりますよ!」
「パパにやって欲しかったんだよね~。」
「パパが良かったの。」
「はーい、分かりました。」


少なくとも俺は立候補しないと思った。
まさかムスメが立候補するとは思わなかった。

ムスメの意外な一面を見た今日。
もう立候補は自分でします。
心臓が何個あっても足りないよ。

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