春の陽光に誘われ、ダンナとムスメは近くの公園へ。
俺は久しぶりに大寝坊した。
起床は9:30・・・
久しぶりに一度も起きずに9時間も寝続けた。
「パパ起きて~♪」というムスメの声で、更に気持ちは爽快。
カーテンから差し込む眩しい光に当てられ、一気に覚醒していく。
「いってらっしゃ~い。俺も後から行くから。」
と見送り、皿洗い、炊飯器の掃除を済ませ、一通りの適当な身支度を整え、読書中の小説を片手に外へ出る。
外で本を読むと目が悪くなる事は知っているが、たまにはいいじゃない。
雲ひとつ無い青空。
短い飛行機雲が1筋、2筋通るだけで水平線からは澄み切った水色から青へグラデーションの変化する空模様。
風は冷たく体を震わせるが、陽の光が暖めてくれる。
絶好の散歩日和。
そして、読書日和。
山桜は満開を終え、黄緑色の新葉を張り巡らせている。
黄色の菜の花は勿論、例の名の分からない花も満開。
春の息吹を青空の下で感じる。
徒歩5分。
公園に到着。
ダンナとムスメしかいない閑散とした小さな公園だが、桜の木が4本生えている。
まだ、桜は芽もないし、咲いてもいない。
満開時期になると、ここで花見をしてもいいかなと思えるほど、「のどか」という言葉の似合う公園。
桜の幹付近に設置されているベンチに腰を下ろし、さぁ、読書。
「いや、読まないで。コッチ来てブランコして。」
すかさず、ダンナからツッコミが入る。
肩を竦めながら応対し、ブランコを立ちこぎ。
ふふふ・・・
ムスメにはまだ出来ない事を隣で披露し、ブランコの鎖を左手に持ったまま立ちこぎからのジャンプ。鎖がブラブラして危ないからね。
「は!?」
ムスメは呆気に取られている。
「いつかは出来るようになるさ。恐くなければね。」
ブランコに飽きて、滑り台の天辺で読書に入る。
数行読んだら後から誰かに押される。
ナイロンのスウェットが功を奏したのか、よく滑る。
危うくケツから落ちる所だった。
あまりの速さに目が乾燥しすぎて、涙目になる。
ブランコの天辺からケラケラ笑うムスメ。
やられた。
仕返しは・・・まぁ、いいや。
鉄棒を発見。
本をベンチに置き、懸垂してみる。
腕が上がらない訳じゃない。
手が痛い。必死で鉄棒に掴む手に豆が出来る痛さ。
我慢できず7回で断念。
小学校の時は30回はできたのに・・・
貧弱な手になってしまったなぁ。
小学校5年生時、学校では有名な「とある特技」を特徴とするクラスだった。
とある特技=鉄棒。
基本技「逆上がり」から初めて「地獄回り」、「天国回り」、「こうもり返し」を目標とするクラスだった。
体育は通知表上「5」しかとったことないから、勿論、当時は出来ていた。
さぁ、今出来るのか・・・
「見とけよ~。」
ムスメの注意を引き、数十年ぶりに逆上がりからやってみる。
なんなくクリア。
うん。いける。
筋力は落ちたが、体が動きを覚えているらしい。
鉄棒に足をかけてハングライダー。
着地も成功。
2度目のハングライダーは飛距離も伸びる。
感覚は健在らしい。
後方支持回転、前方支持回転もクリア。
さて、地獄と天国をやってみるか。
地獄回り。
両膝の裏で鉄棒を抱え、両手を膝の外側で鉄棒を掴み逆さまの体勢から後ろ向きへと反動をつけて回転する。
3度の反動で鉄棒に座る事ができた。
そこから更に反動を背中に足して後へ、ブン回る。
いやぁ、できるもんだなぁ。
グルグルグルグル・・・
得意だったからなぁ。
ずっと回れる自信があったけど、手が痛いから今日はここまで。
今度来たら天国をやってみよう。
天国回りは地獄の反対向き、前に回る技。
体が覚えてるから多分出来るだろう。
帰りに園の前を通った。
外でランチをしている子供達を発見。
すかさず見に行く。
「○○ちゃんのパパー!!」
子供達から声が飛ぶ。
「外でメシっていいな!」
「気持ちいいよ~♪」
「だろうよ!今日は最高だもんな!」
先生達に挨拶をして園を後にする。
春の三寒四温は嫌いだが、今日の天気は最高に気持ちがいい。
心も爽やかな青空一色の晴天。
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