2015年12月31日木曜日

53羽:天と地と 一

12月31日。
大晦日。

「紅白」と「ガキ使」のどっちを見るか実家で荒れるだろう。
個人的にはラスボスこと「小林幸子」さんが登場する紅白が見たい。

今年の年末年始は実家で過ごす。
弟も帰ってくる。
ずっちーなー。


俺の2015年思い出ベスト5、いってみよ。


第5位。
俺称「アニ」が結婚した事。

今でも有り得ないと思っている。

突然のアニからのLINE。
「俺、結婚決まったから。」
あまりの嬉しさで、即行電話をした事を覚えている。
正確に言えば、「結婚した。」の、過去形かよー。
「家庭」、「家族」に無関心のアニが結婚を決めた。

射止めた女性は、相当のやり手だ。
捻くれた性格に加え、細かい拘り。
しかし、扱い辛いアニを既に尻に敷いている。
もう、この人しかいないと思った女性とゴールイン。
本当によかった。
末永く家族共々よろしく。


第4位。
仕事を辞めた事。

この判断は、23羽にも記載した通り苦渋だった。
今は、後悔はしていない。
逆に感謝しているぐらいだ。
主婦値(主婦としての能力)は高い。
気がかりなのは家計ぐらい。
さぁ、どうやって収入を得るか・・・


第3位。
金髪にした事。

今年初めて「やりたい事」を思いつき、実行した。
一度はやってみたかった。
今では金髪を越え、プラチナ、銀髪に近い。
脱色に脱色を加え、キューティクルは満身創痍。
ちょっとでも引っ張れば、軽く切れる。
将来間違いなくハゲるな、コレ。


第2位。
「リアルニート侍の日常」を始めた事。

はい、この日記だよ。
ノンフィクションの毎日を、自己中心的観点で書く。
365羽書きたいという欲望からだろうか。
良くも悪くも、何故か続いている。

様々な友人から応援、または心配のメッセージが届く。
初めは毎日のように日記の感想を伝えてくるヤツとかいたよ。
「メールが来ない時は見てない日。」とか言っていた。
ここ最近全く来ない。
多分、見てない。
それか、感想を毎日送るのが面倒になったのか。
おい、見てるかー。

そうだなぁ。
毎日日記を、たまに長文を綴る。
「コイツ、すげー暇人。」だと思われてるだろう。
そうだよ、暇だよ。
永遠の休みに突入してるんだから。
でもな、この永遠の休みって苦痛だぞ。
休みが休みでなくなるんだから。
「あ~仕事辞めてぇ。」
と思ってる人。
一度してみるといい。
どれだけの苦痛なのか。
どれだけの羞恥なのか。
やってみれば胸中分かるだろう。

この歳で友達など出来やしないと思っていた。
でも、このくだらない日記のおかげで「友達」が増えた。
ありがたや、ありがたや。
もっと広めたい。
もっと、もっと、拡散させたい、この日記。
少なからず野望が沸いている。
このブログをフォロー、シェアして欲しい。
皆様、なにとぞご協力を。


それでは、栄えある第1位は!
デン、ドコドコドコドコドコドコドコドコ・・・、ドドン!
第1位。
仕事にスカウトされた事。

この日記を始める前、2015年10月下旬の事。
学生時代の友達の結婚式に、受付係りとして参列した。
鬱病だし金髪とは説明したが、断りきれなかった。
「受付」、「二次会幹事」、今まで何度したことだろう。
「The3名様」の一員として、受付を難なくやり遂げた。

タバコ休憩の際、新婦側の叔母と何気ない会話に花を咲かせてしまい、タバコを吹かし続ける。
なかなか席に戻れず、今度は別の男性3人組みに絡まれる。
新郎の会社の上司だった。

「はぁ?30歳越えて金髪かよー。」
「親のスネでも齧(かじ)ってんのか?」 
バカにされたよ。

「齧ってねーし。齧る程俺は甘くねぇよ。はぁ。」
内心苛立っていたが、顔には出さず我慢し続け、合わせてタバコを吹かし続ける。

「あ~この結婚式、どうなってんだ。」
ぼやき続ける、悪い性格の自分。

「ってか、さっきの受付よかったよ。うちで仕事する気ない?応対のスキルが結構高いよ、君。」
白髪染みた、重鎮としか思えない風格を持った人から投げつけられた。
「ウソでしょ。」
タメ語で話す。敬語は時折でしか使わない。
仕事を辞めてから、「タメ語」と「敬語」をある意味上手く使いこなせる様になっていた。

その場で、就職については丁重に断った。

しかし、就職活動が突如勃発する。
いや、強制的にコッチのテーブルに代わる代わるやってくる重鎮達。
テーブルの達公も笑いながら、
「こいつ結婚式で就活してやがる。」
「アホ、働かねーっつーの。」
重鎮の前で繰り広げる、重鎮そして最重要の新郎無視の会話。

そして、遂には会社上司等のテーブルに強制送還される。
名刺を渡される。
新郎が働いている会社名を再確認。
全国展開されている老舗企業。
大手だよー。
はぁ?九州支部支部長さん?
「まじかよー。」
まじだ。出るもんは出る。
「君の名刺も頂戴。」
「いや、だから、持ってないって。」
「あ、そっか、だったらこの名刺に電話番号を書いて。後日、正式に電話するから。で、形だけの面接を受けて。」
「いやいや、そんな名刺にメモとかできませんよ。ってか、就職って・・・」
否定を続けるも、更に上の者であろう人が追い討ちを掛ける。
「いいから、いいから。大丈夫。これは、私も認めよう。」
恐れ多くも電話番号を記入した。
正直、恐怖のスカウト。

よく状況が掴めなかった結婚式。
すまん、新郎よ。
祝いの言葉をあまりかけられなかった。

翌日、電話が鳴る。
知らない番号。
しかし、予想はしていた。
取り敢えず出てみる。
「こんにちは、今大丈夫?」
そう、支部長さんからだった。
「昨日は、ありがとうございました。おかげですごく楽しかったです。」
挨拶を早々に済ませ、本題をぶち込んできた。
「昨日の話、本当だから。なので、答えを聞かせてくれ。」
唐突に迫られる、人生の選択。
「私、鬱病です。それでもですか?」
本性を再度突きつける。
「大丈夫。全面バックアップして一人前に育てるよ。」
なんと、寛大な対応。
高速で頭を回し、返答する。
「考えるお時間を頂けませんか?大事なお話ですし、○○さん(支部長さん)のお気持ちも大事にさせて頂きたいと思いますので、生半可な考えでお答えできません。」
「なら、3日後、12時ぐらいに電話頂戴。じゃぁ、いい答え待ってるよ。」
「しっかり考えさせて頂きます。お誘いありがとうございます。失礼いたします。」
乗り切った。

返答するまでの3日間。
苦しんだ。
久しぶりに想像を絶する、苦悩を強いられた。
答えは電話がくる前から出てはいた。
しかし、しかし。
「生かせる可能性」が残虐にも脳裏にこびり付いて離れなった。

答えの日。
震えながら、丁重にお断りをした。

「いつでも遊びにきてね。」
重ねてくる誘惑の吐息。
振り払うので必死だった。

新郎ゴメン。
その後の会社の待遇に問題ないかな。
大丈夫だといいけど。


今思うと、天職。
機械、農業機械には強い。
祖母宅が農家だからだろうか、機械の操作、修理など大体造作ない。
もし入社していれば、営業系エンジニア。
数字取れただろうなぁ。

ま、あの決断に後悔はしていない。


俺には、この自己中心的な日記が一番大事だ。
人の中傷はしないつもり。家族以外は。
面白くない話も面白くなる様に目線を変えて考えてみる。

「読者が増えるように。」
「ファンが増えるように。」
「ついでに、いささか先生になれますように。」
腹黒い野望を抱きつつ2015年の終わりを迎える。

さぁ、除夜の鐘でも払えない煩悩を続けよう。
来年もよろしく。

2015年12月30日水曜日

52羽:戦後70年目の節目に、情けねぇ

慰安婦問題に決着がついた。

不幸にして生きるために売春婦に身をおとさざるを得ない女性は今も昔も存在していいる。
戦前の慰安婦たちも現在の売春婦たちも、生きるためにやむなく売春をしていた。


「慰安婦問題」とは。
日韓基本条約締結から”従軍慰安婦”問題勃発まで。
1945年8月の終戦時、韓国は日本の一部であり、日本と同じ敗戦国だった為、日本は韓国に賠償する必要など無かった。

しかし、あまりにだだをこねるのでしょうがなく1965年当時の韓国の国家予算の2倍もの経済援助(日韓基本条約)を締結。
そのときにすでに”完全かつ最終的に”過去の問題は解決したはず。
その際、韓国政府の要望で個人補償も含めて韓国政府に一括して支払いを日本は行った。

本当は”精算”するなら韓国の方が支払うべき額は大きかったはず。
日本はダムを建設したり工業化を進めるなど朝鮮半島に沢山の投資を行い、終戦時に金融資産を沢山残したまま日本に帰還させられたから。

だから韓国としては日韓基本条約はこれ以上無いほど成果のあった交渉だった。
韓国政府は個人補償のお金もほとんど支給せず、自国の経済基盤整備の為に使用した。
この交渉の中でただの一度も”従軍慰安婦”問題について議題に上らなかったことがとても重要だった。

この問題が日韓の間で政治問題になったのは、吉田清治という元日本陸軍軍人が書いた嘘の手記をもとに朝日新聞が1992年に大きく取り上げたことがきっかけだった。

吉田清治「まあ、本に真実を書いても何の利益もない。関係者に迷惑をかけてはまずいから、カムフラージュした部分もある。事実を隠し、自分の主張を混ぜて書くなんていうのは、新聞だってやることじゃありませんか。チグハグな部分があってもしようがない。」
週刊新潮1996年5月2/9号

朝日新聞前主筆・若宮啓文氏 「慰安婦狩りを実際に行ったという元軍人の話を信じて確認のとれぬまま記事にするような勇み足もあった」(2013年9月に出版した自身の著書にて)

こうした嘘が膨らんで、あの有名な「河野談話」(1993年8月)につながったのです。

「従軍慰安婦」が問題化したのはちょうどソ連崩壊の頃。

2004年から韓国では売春が法律で禁止されている。
平和で豊かになった今でさえ、「売春をさせろ」と白昼堂々デモをおこなう韓国人売春婦がたくさんいること、この事実を踏まえれば当時の売春事情が推測できるはず。
日本やアメリカ、オーストラリアにまで遠征する韓国人売春婦が8万人(うち5万人が日本へ)もいる。

現状を踏まえると、当時はなおさらのはず。
貧しかったが故に自発的に、もしくは親に売られて彼女たちは慰安婦(売春婦)になってしまった。
娘さえ納得してくれれば娘自身もたらふくご飯が食べられるから。
悲惨だが家族全員で飢え死にするよりはマシだと。
日本軍が強制したのではないはず。
「口減らし」という言葉があったように、日本でも貧しい農村で娘を女衒に売ることが沢山あった。
だから、日本人慰安婦もたくさんいた。そういう時代だった。

『戦時中、台湾の東北地方には売春婦がたくさんいたが、その多くが朝鮮人女性だった。戦争が激化して兵士が南方に行ってしまうと、売春宿では閑古鳥が鳴き始めた。そこで彼女たちはグループを作り、軍隊が居る場所に集団で移動していった。自ら望んで戦地に向かったわけで、強制などなかった。』
(李登輝元台湾総統/SAPIO 2014.2)

このとおり、当時も今も、彼女たちは生きるための「職場」を求めて戦地に”従軍”し、海外に渡航している。

日本軍は「関与」していたのか?
日本軍は慰安所経営者を監督していたので、たしかに「関与していた」。
実態は「良い関与」だった。
それは性病が蔓延しないように、兵士がぼったくられないように、慰安婦の取り分が50%になるように、女性を誘拐して慰安婦を集めさせないように、業者が適切に営業するように指導していたのだ。
当時の日本軍と慰安所経営者の関係は、現在の日本の警察と性風俗業者の関係と似たようなもの。
わざわざ日本軍(警察)が募集しなくても、慰安婦(風俗嬢)になりたかった女性は沢山居た(居る)のだ。
慰安所経営者(性風俗業者)も金儲けのためによろこんで慰安婦(風俗嬢)を集めた。

朝鮮人の女衒が親と話をつけて未成年の女性を買い取った事例はあったかもしれないが、それは「朝鮮人による朝鮮人の人身売買」。
日韓の外交問題になりうるのは日本軍が組織的に朝鮮女性を強制的に慰安婦にした場合のみ。

”強制連行”が無かったことの証明は不可能。
こういうのを「悪魔の証明」と言う。
”従軍慰安婦”でさんざん日本をおとしめた社民党、朝日新聞は諸外国の対日感情を悪化させた責任をとってはいない。
民主党サヨク政権になっても”従軍慰安婦”強制連行説を裏付ける資料は出てきていない。

もし仮に日本軍による朝鮮人女性の”強制連行”があったとしたら、どうして50年間もの間、夫もしくは父が誰一人として命がけで抗議しなかったのだろうか?
どうして日韓基本条約交渉時に一度もテーブルに上らなかったのだろうか?

秦郁彦氏が慰安婦募集広告について解説する。
『帝国大学卒業生の初任給75円の時代に、月収300円』
『(応募した人は)たくさん居たと思いますよ。その多くは日本内地や朝鮮の遊郭で働いていた。』
『いくらでも集まるんです。』

高等教育を受けていない女性でもこれだけ稼ぐことが出来たのなら、わざわざ朝鮮人女性を人さらいのように連行せずとも腐るほど応募者が居たはず。
現在でも海外に渡航して売春する韓国人女性が8万人もいるのだから。

日本軍のおかげで慰安婦たちは安全に豊かな生活を送れていた。
このことは連合国側の聞き取りで明かになっている。
(アメリカ戦時情報局心理作戦班:1944年8月20日~9月10日)

『「慰安婦」とは、将兵のために日本軍に所属している売春婦、つまり「追軍売春婦」にほかならない。』
『ビルマでの彼女たちの暮らしぶりは、ほかの場所と比べれば贅沢ともいえるほどであった。』
『慰安婦は接客を断る権利を認められていた。』
『1943年の後期に、軍は、借金を返済し終わった特定の慰安婦には帰国を認める旨の指示を出した。その結果、一部の慰安婦は朝鮮に帰ることを許された。』

論点をすり替える朝日新聞と毎日新聞

朝日新聞 2014年8月5日 編集担当 杉浦信之
「戦時中、日本軍兵士らの性の相手を強いられた女性がいた事実を消すことはできません。慰安婦として自由を奪われ、女性としての尊厳を踏みにじられたことが問題の本質なのです。」

毎日新聞 2014年08月07日 社説
「慰安婦問題とはそもそも、戦時下において女性の尊厳が踏みにじられたという、普遍的な人権問題だ。国際社会に通じる感覚と視点で議論していくことが求められる。にもかかわらず、朝日新聞が吉田証言を前提にした報道を続けたことで、国内論議は慰安婦の強制連行の有無にばかり焦点があてられた。その結果、女性の人権という問題の本質がゆがめられたのは残念だ。」

そんなことが問題の本質ならば、朝鮮戦争とベトナム戦争での慰安婦やライダイハン、日本敗戦時の日本女性の被害も同じテーブルに載せて議論すべきだろう。

白馬事件(スマラン事件)とは、
1944年2月、インドネシアのスマラン島でオランダ人女性(軍法会議で最終的に強制と認定されたのは25人)を"強制連行"し4つの慰安所で監禁して強姦した、と言われている事件で、”強制連行”の証拠がなくて困っている韓国とその仲間たちがいつも持ち出してくる事例だ。
同年4月に、第16軍司令部から閉鎖命令がでて閉鎖されている。
戦後のオランダによるバタヴィア臨時軍法会議で裁かれ、12名のうち11名が有罪、うち1名が死刑になったが、軍法会議の資料は未だに完全公開されていない。

慰安所が開設された当時、公用のため東京におり慰安所開設には一切かかわっていないのに事件の責任を問われ懲役15年の判決を言い渡された中佐もいる。
担当の慰安婦に性病を持っていた女性が居なかったにもかかわらず「性病患者を出した」として懲役16年の判決を受けた軍医もいる。
第16軍司令部は慰安所開設者に「(慰安婦は)自由意思であること」などの注意をしていた、と軍法会議で認定されている。
つまり、すくなくとも組織的犯罪ではないことははっきりしている。

死刑になった少佐の獄中日記
「将校クラブ*の婦人たちをよく可愛がってやったつもり・・・・その彼女たちが告訴している。それも嘘八百並べて・・・・時勢が変わったので我々に協力していたことになって彼女たちの立場がないのかと想像・・・・起訴状を見ると首謀者にされている・・・・『そうか飼い犬に手を咬まれたのだ。もう何も言うことはない』と覚悟した・・・・敵の銃口の前に立って、日本人の死に態を見せてやることではなかろうか」
*将校クラブとは4つの慰安所の内のひとつ
事実はおそらく少佐の獄中手記の通りだろう。

300年にわたってインドネシアを植民地にしていたオランダは、今村均司令官率いる第16軍にわずか9日間で降伏しました。そこで第16軍はまず、流刑されていたスカルノやハッタら独立運動の指導者を解放し、迫害されていたイスラム教を認め、オランダによる愚民政策を廃して民衆の教育制度を充実し、さらに軍事訓練も行った。
こうした日本の果たした役割が後のインドネシア独立に大きく貢献ていることは間違いない。

その当時のインドネシアの民間の売春宿では性病の蔓延が深刻で、性病検査が徹底された日本軍慰安所が必要だった。
売春婦にとっても、民間の売春宿で不特定多数を相手に売春するよりも日本軍慰安所で性病検査を受けながら特定少数相手に働いたほうが安全だったからだ。

オランダ 飾り窓とその歴史。
「飾り窓」って、13世紀ごろからあるらしい。

そして日本は敗戦。
あっけなく降伏したオランダ人を目の当たりにして独立意識が高まっていたインドネシアは、1945年8月17日に「インドネシア独立宣言」でオランダによる再統治を拒否したが、再度植民地化を狙うオランダとイギリスとの間でインドネシア独立戦争が勃発し1949年12月まで続いた。
なんとオランダはインドネシアの独立を認める代わりに賠償金をせしめた。

日本敗戦後もインドネシア独立のために戦った日本兵は少なくなかった。
たったの9日間しか日本と戦わず連合国側で最も被害の少なかったはずのオランダが、インドネシアに独立の気運を高めた日本に対して強い復讐感情をもち、戦勝国中最も多い236人の日本将兵を死刑にした。
秦郁彦は、日本に対する怨みは連合国でオランダが一番、今でも「アジアにおける我々の宝を日本は取っていった」と思っているようだ、と述べている。

その一環として、インドネシア独立戦争さなかの1948年バタビア臨時軍法会議で、日本軍慰安所で働いたオランダ人女性に「強制によって売春婦にされた」という証言をさせて冤罪が生まれた、と考えられる。

韓国軍の蛮行。
いつも日本を批判する韓国だが、ベトナム戦争に参戦した韓国軍がベトナムで何をやったか?
韓国人ハーフ(ライダイハン)が少なく見積もっても5000人生まれたことは紛れもない大量強姦の証拠。
いまだに賠償はおろか謝罪すらしていない。ダブルスタンダードとはこのことだ。
商行為としての売春は問題ありで、強姦殺人は問題ないとでも言うのだろうか?

イエス・キリスト。
「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい。」
(ヨハネによる福音書、第8章)
誰も投げられないだろう。

韓国の官営セックスビジネス。
朝鮮戦争当時、韓国政府自らが売春宿を経営して外貨獲得のために自国の女性を米軍に斡旋していた。
日本軍は韓国政府と違って売春宿など経営していない。
『十代後半の未婚女性で、一九五一年春まで咸鏡(ハムギョン)南道永興(ヨンフン)郡に住んでいた。ある日、韓国軍情報機関員、いわゆる北派工作員たちにより拉致され、一日で韓国軍の軍「慰安婦」へと転落した。(略)また、強姦の結果、「慰安婦」とならざるを得なくなったケースもある。(略)韓国軍「慰安婦」制度はあくまで軍による性奴隷制度であり、女性自身は性奴隷であったといえる』(韓国の金貴玉(キムギオク)慶南大客員教授(当時))

当時の日本軍以外にも”慰安所”があった。
第二次世界大戦時のドイツは日本より多くの慰安所を設けており、客のドイツ兵には避妊具が無料で配られていた。
アメリカは表向きは”慰安所”は設けていなかったが、空軍のパイロットが売春宿でもらった性病に悩まされて飛び立てなかったこともあり、わざわざインドから性病検査済みの売春婦を重慶の前線基地に連れてくるなどしていた。
ソ連は国内で公娼制度がなかったことから最前線でのレイプを黙認していた。
日本やドイツが敗戦したとき、たくさんの日本人女性やドイツ人女性がソ連兵の強姦被害に遭った。
第二次世界大戦以降も、すでに紹介したとおり朝鮮戦争やベトナム戦争で韓国には”官営”慰安所が存在した。


橋下徹大阪市長やNHKの籾井会長が述べたことは決して間違いではないと思う。

橋下氏「正論だ」…NHK会長「慰安婦」発言に。
日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は27日、NHKの籾井勝人会長が25日の就任会見でいわゆる従軍慰安婦問題に関して「戦争地域では(「戦場と性」の問題は)どこにでもあった」と発言したことに対し、「言っていることは正論。僕がずっと言い続けてきたことだ」と理解を示した。
市役所で記者団に語った。
慰安婦問題を巡って橋下氏は昨年5月、「当時は必要だった」と発言。
国内外から批判を受けた。
また、橋下氏は、NHK会長としての政治的中立性を問われ、「政治的に意味のない発言なんてあり得ない。権力を使って番組の編集に介入することが政治的中立性を害するということだ」と述べ、擁護した。
(2014年1月27日22時02分  読売新聞)


橋下市長にしろ籾井会長にしろ、本当のことを言っているのに猛烈な批判を受けるのは、マスコミの中にも「批判されたくないから批判する側に回ろう、仕事を失いたくないから彼らを批判しておこう」という空気がある。
言論の自由がないがしろにされている現実がある。
しかし、橋下元市長が行政を締めたという実績は評価が高いと思う。

韓国人の”たかり”体質。
「日本から補償金取れる」と詐欺容疑 韓国で強制動員追及団体の元代表。
2011.4.22 22:58 産経ニュース
彼らの要求は拒否するのが当然だ。
いくら援助しても、援助すればするほど「まだまだ金を引っ張れる」と思われるだけ。
残念ながら彼らには日本人が持つ「恥」という概念が無いといわざるを得ない。
条約を無視して70年も前の解決済みの事を蒸し返し続けるかぎり先進国とは呼べないだろう。

儒教の影響かどうかはわからない。
しかし、身内のためには他人をおとしめる嘘もいとわない。
法廷での偽証罪は日本とは比べものにならないほど多いらしい。


長々と記載した記事。
表向きは日本側からの目線だ。
韓国側はどう捉えているのかは、詳細は分からない。
しかし、先日、この慰安婦問題にある決着(合意)がついた。

日本の10億円拠出。そして「少女像移転が前提」。
日本が合意するまでの主な出来事として、
 「合意されたことは、しっかりフォローアップしないと」。
安倍晋三首相は日韓両国が慰安婦問題で合意した翌29日、滞在先の東京都内のホテルで帰国報告した岸田文雄外相にこう告げた。
首相の念頭には、ソウルの日本大使館前にある「少女像」の移転問題があったと見られる。

首相は、岸田氏に24日、年内訪韓を指示した直後、自民党の派閥領袖(りょうしゅう)と電話した。少女像の移転問題について、「そこはもちろんやらせなければなりません。大丈夫です」と語ったという。

少女像は、元慰安婦の支援団体「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会」(挺対協)が2011年に日本大使館前に設置。
以来、日韓の対立点となってきた。日本は国内世論を悪化させるなどとして移転を求めたが、韓国は「像は民間が設置したもの」と譲らなかった。

首相が少女像の問題にこだわったのは、自らの支持層の保守派への配慮からだ。「これができないと自分も厳しい。支持者がもたない」との思いがあった。

少女像の交渉はもつれた。
韓国にとっても挺対協の説得が難しいからだ。
日本は、韓国が設立する財団に10億円を拠出する条件として、少女像の移転を主張。
韓国から像をめぐる内諾を得たと判断し、合意の決め手になった。
複数の日本政府関係者によると、少女像を移転することが財団への拠出の前提になっていることは、韓国と内々に確認しているという。

外相会談後、韓国の尹炳世(ユンビョンセ)外相は記者会見で少女像の移転について「関連団体と話し合いを行い、適切なかたちで解決するよう努力する」と明言。だが、挺対協は「韓国政府が移転に介入することはありえない」と表明している。

こうして、戦後70年目の節目の年になんとなくの大きな課題をクリアした。

しかし、このクリアの代償を日本は求めすぎたのか。

国連教育科学文化機関(ユネスコ)の記憶遺産に慰安婦問題の関連資料の登録を申請する動きを見せる日本。
それに対し、韓国側はこれに加わらない。
日本政府の認識について、韓国外務省報道官は29日の定例記者会見で、「事実無根」だと否定し、日本との間で合意した事実はないと強調した。
合意に対する日韓の認識の齟齬(そご)が早々に露呈した形だ。

海外メディアでは、
ケリー氏は、合意が「最終的かつ不可逆的」なものであることを強調し、再び蒸し返されないことに期待感をにじませた。「日韓の指導者が合意に達した勇気と先見を称賛する」とし、「国際社会に合意を支持するよう求める」と訴えた。

ドイツ外務省報道官は28日の声明で「日韓関係は新たな始まりへの展望が開かれる」と期待を示し、ビショップ豪外相は29日、「(地域の)国家関係に不可欠な和解を達成しようとする両政府のリーダーシップをたたえる」と強調した。

こうした背景を無視し、
「合意は事実無根。」
だと。

作戦の読めない外相だ。

先日、言論の自由を巡る人民団体の敗訴。
更なる支持率の低下は免れないだろう。
パク・クネ大統領もそりゃぁ、手が焼けるな。


過去を、戦争を忘れてはいけない。
しかし、前進し協力しなければ、今のこの地球は100年後には崩壊するであろう。

自国の為にだけではなく、『地球(ほし』の事を最重要視して、外交に当たって貰いたい。

俺は、政治に目を背けず、世論を盛り上げたい。
世界の動向にも注目し、警告し続ける。
「一般人が」、「たかがニートが」と思うかもしれないが、これこそが大きな力となって、人を、国を動かす原動力となるはずだ。

叩かれても、このブログが削除されようが関係ない。
今、出来る事を最大限やらせてもらう。
侍だからな。

2015年12月29日火曜日

51羽:日本の文化

そう、浮気だ。
嘘です。

日本の文化は!
漫画だよ!
アニメだよ!

今年漫画から実写化され興行収入を伸ばしている、「orange」。
漫画大賞に選出され実写化した「海街diary」。
漫画家を目指したバクマン。

海外でも評価の高いの日本の漫画、そしてアニメ。

共に発展を遂げているアニメソング。
アニメソングをバカにするな。
異常なほど、進んでるんだよ。

KANA-BOONダイバースキマスイッチLINEは「ナルト疾風伝」で使われてる。アニメはまだまだ終わらね~。
もちろん、きゃりーぱみゅぱみゅファミリーパーティークレヨンしんちゃん劇場版で使われてたり。
といった具合に、様々なアーティストがアニメソングを歌ってます。
そして、そこからブレイクした方々たくさんもいます!

「耳の穴かっぽじって、よ~く聞け!」
「アニソンも文化なんだよ!」

そういうことで、今年のアニメのOP(オープニング)、ED(エンディング)含め超個人的にランキングします。
そして、リンクをべったり張っていきます。

選抜は5位から1位まで。
どれを選んでも甲乙付けがたい内容だった。
かなり苦労したよ。
是非、ご堪能あれ。


それでは、5位から発表していくよ!
第5位!
KalafinaOne Light
惜しくも第5位の歌姫達。
俺の中ではアニソン女王水木奈々を越えています。
魔法少女まどか☆マギカ」のmagia、そして未来
想像を絶するグロテスク内容のまどマギに、光と闇を交錯させる歌声。
One Lightアルスラーン戦記の第2期EDに採用され、その名を不動の物とした。
今回の選考にあたり1位であって欲しかった歌姫達。
しかし、俺は・・・
アルスラーン戦記を見てません!
なんてこった。
鋼の錬金術師、実写化された銀の匙、そう、荒川弘先生の書いたコミックは制覇しているのに、なぜコレだけ見ていないのか。
それは、出遅れたからです。気づけば23話。見る気を失ってしまった。
自分が悪いのです。
だから、5位。
残念。


はい、次。
第4位は。
パスピエ裏の裏
NHKアニメ境界のRINNEのOP。
境界のRINNEはらんま1/2の作者高橋留美子さんが描き下ろした新作アニメ。
そしてこの裏の裏は意外性No.1です。
最初ねごとかと思った。
違ったよ!超新星なアーティストの登場だよ!
かなり耳に残ります。
中毒になります。
是非聞いて欲しい。
やばいから。


はい、次。
第3位は。
Petit Rabbit's佐倉綾音水瀬いのり種田梨沙佐藤聡美内田真礼)のノーポイッ!
ご注文はうさぎですか??のOPを売れっ子声優達が歌い上げます。
昨年、日常系アニメ不毛の中、現れた難民達。
難民とは、日常系アニメの中毒者。
日常系アニメには中毒性があり、アニメが終わってしまうと、喪失感に囚われ、次の日常系アニメを探し彷徨う。
しかし、今年の前期までは突出した日常系アニメはなく、拡大し続ける難民達を救済したのが、後期から始まったご注文はうさぎですか??
一期ご注文はうさぎですか?の好評に引き続き、二期目に突入。
ぬくもりのある、ゆるゆる、まったり、形容し難い斬新なアニメ。
原作は4コマギャグコメディなのだが、4コマの作り方が上手い。
文章構成の勉強を試みるが、見とれてしまう。
歌と共に、アニメも見てくれ。
損はさせません。


はい、次。
第2位は。
「46羽:ムスメと○○してみた1」で記載した、OKAMOTO'SBeautiful Days
第4クールの銀魂゜にフィットとした歌詞とノリ。
鉄板だよ!
毎日聞く、聴く!
俺の生き様だよ!
文句なしの2位!


それでは、栄えある第1位は!
デン、ドコドコドコドコドコドコドコドコ・・・、ドドン!
OxTClattanoia
前期で放送され、アニメ部門1位を独占したOVERLORDのOP!
最初は、
「なんだこの曲・・・」
とか思っていたが、アニメの進行に連れ、OPまで見ないと気がすまない現象に至ってしまった。
くっそ~。
ノリが良過ぎ。
そして、絶対支配者であらされるアインズ・ウール・ゴウン様に似合いすぎる!
人生初の小説もOVERLORD(上リンクと違います)だった事から、外せない。
外すわけにはいかない。
俺は崇拝している。
表現力が詳細かつ多彩な丸山くがね先生。
かなり勉強になります。
謎多き先生ではあるが、書籍10巻が待ち遠しい!
そして、アニメも2クール目は必ずあるはず!
今後の活動に乞うご期待ってやつだ。

ちなみにOxTダイヤのAのEDでBLOOM OF YOUTHも歌ってます。
こちらはかなり爽やか。


今年のアニソンを一挙に発表しました。
リンクを貼りまくるのに疲れた。

来年は、魔法少女まどか☆マギカの『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』の後編も気になります。
ということはClariSKalafinaの復活も有り得る。

そして、我らの銀魂゜の将軍暗殺篇も佳境へといくでしょう。
DOESが出てきます。
決定です。
待ってたよDOES
彼らでないと、アニメが締まらない!

来年も楽しみ満載の漫画とアニメ達。
これが日本の文化だ!

2015年12月28日月曜日

50羽:男は黙って、「搗(つ)く」

「いて~~~~。」

タイピングすることさえ苦痛。
右肩が上がらない。
指が痙攣している。
右手の薬指と中指は麻痺。
肉刺(マメ)が出来ている。
「パソコン使い」の生命線が非常状態。

今も尚残る、負傷の跡。


本日、ムスメの園の年内最後の登園日。
毎年恒例の餅搗き大会があった。

ムスメとダンナに半ば強制されて参加した。

「年末の今日、大体が最終出勤日で保護者とか少ないだろう。」
思いながら、渋々園へ向かった。

予想は大きく外れて十数名の保護者の姿があった。
「よかった。」
内心、落ち着く。
と、同時に、
「金髪はやっぱりいないか。」
いつも感じる若干のアウェー感を再び感じた。

テクテクテク、輪の外側まで歩み寄り、ムスメの友達が俺に気づく。
「パパ来てるよ♪」
釣られてこちらを見るムスメ。
「パパ~♪」
「おう。」
声に出さずに静かに見守る。

つもりだった。

突然掛けられる言葉。
「はい、今度はお父さんの番ですよ。」
T先生からの先制攻撃。
「は、はい!」

強制で餅搗きに参加。
杵を持つのは久しぶり。
石臼も久しぶり。

小さい頃、祖母宅でやっていた今は無き餅搗きを思い出す。

杵の重量は約2kgだろうか。
軽々振り下ろす。
「バズンッ。」
一発目からクリーンヒット。
サンドバッグに渾身の右ストレートを放つ様な、不思議な快感を覚える。
「よいしょー!」
「よいしょー!」
合わせて子供たちの合いの手が入る。

調子に乗ってくる悪い癖。
「そーりゃ。」
「おーりゃ。」
「そりゃ。」
「おりゃ。」
「とぁ。」
「よっ。」
段々ペースを上げてしまい、相方の保護者の杵とぶつかってしまう。
「あ、すみません。」
やっちゃった~。
ま、いっか。


大分餅米から餅に変わった頃、別の保護者へと交代した。

餅搗きを端っこで見守ることに。
子供達の様子を観察する。

純粋に楽しそう。
合いの手も気合入れて叫んでいる。
寒空の下、裸足の子供達の声援が響き渡る。
和気藹々と搗き続ける大人たち。

平和だ。
「来年も子供達にとって、いい年でありますように。」
物思いに耽(ふけ)る。

耽るのも束の間。
またもやT先生から声が投げつけられる。

先の搗きで準備運動は終わった。
「うっし。」
気合入れて搗こうか。
「パパ~、がんばれ~♪」
ムスメの声援も飛び交う。
「おう。」
親の背中を見ておけと言わんばかりに、声を張り上げる。

「そーりゃ。」
「おーりゃ。」
「そりゃ。」
「おりゃ。」
「とぁ。」
「よっ。」
やっぱり加速していく餅搗き。
でも、相方の保護者の方も着いて来てくれている。

「ふぃ~、高速餅搗き楽しい。」
先生が餅を返している間、杵を濡らしながら、爽快感を露(あらわ)にしてしまう。

返しが終わり、再度搗きを繰り返す。
「そーりゃ。」
「おーりゃ。」
「そりゃ。」
「おりゃ。」
「とぁ。」
「よっ。」
「なぁにぃ~。」
子供達を見ながら、搗く。
「やっちまったなぁ。」
間髪入れずに、
「男は黙って。」
刹那で打つ。
「勘!」
タイミングを合わせてやってしまった。

クールポコ。

ウケタらしい。
「もう1回。もう1回!」
子供達からアンコールの声。

応えない訳には行かない。
それが、俺の子供への流儀だ。
しかし、三度はしない。

返しが終わり、再度搗きを繰り返す。
「そーりゃ。」
「おーりゃ。」
「そりゃ。」
「おりゃ。」
「とぁ。」
「よっ。」
「なぁにぃ~。」
子供達を見ながら、搗く。
「やっちまったなぁ。」
間髪入れずに、
「男は黙って。」
刹那で打つ。
「鯖!」
2発目のクールポコ。

ウケタ。

ウケタのはいいが、高速で搗き過ぎた。
ツッコミなしで搗き続けた結果、杵の破片が餅に混ざっている。
そして、地味に肩が痛む。

休憩を兼ねて、ムスメ達と試食をする。
「どれにします?」
差し出される、3種類のタレ。
きな粉、あんこ、砂糖醤油。
「これでお願いします。」
砂糖醤油を選択。
搗きたての餅には昔から砂糖醤油。
ムスメを見れば、やっぱり砂糖醤油。
親子だな。
そして、うまかった。
やはり、杵、石臼で搗く餅はうまい。

「ラスト、お願いします。」
「もう、T先生勘弁。」
と思いながら、杵を振るう。

「そーりゃ。」
「おーりゃ。」
「そりゃ。」
「おりゃ。」
「とぁ。」
「よっ。」
軽かったはずの杵が重い。
そして、余裕の無い高速。
クールポコを入れる余地が無い。
体が、杵に持っていかれる。
杵が石臼に引っ張られる。
「くぉのっ!」
ダメだ、上がらない。
「ちょっ、タイム。」

息を切らしていた。
相方の保護者も同様に疲労を露にしていた。

「ささ、もう1回。」
T先生、鬼教官だよ。
繰り返させる「先生の突き」と「搗き」の応酬。
右腕、右指が限界突破していた。


限界突破した甲斐はあった。

搗きたての餅を約1合分貰い、昼食としてまたもや砂糖醤油で食べた。
「うまーい!」
生来、餅は大好き。
しかし、握力は無く、皿にへばり付く餅を箸で持ち上げられずに、皿に噛(がぶ)り付く。

「んぁ。」
遣りすぎた結果だ。
杵の欠片が口から出てくる。

来年は大人しくしておこう。

2015年12月27日日曜日

49羽:ジョニー・デップって言われたい

毎月の儀式。
「脱色」。

要領も良くなった。
痛みにも慣れた。
何より、髪色がプラチナになっている。

抜け始める髪の毛の色をぼんやり鏡で眺める。

「あれ?」
気づいてしまった。
顎のラインが細くなっていることに。
タプタプあった顎下の肉。
稀に成功するニフラム。
今では跡形もない。

ほっそりした顎ライン。
もしやと思い、体重計に試乗。

「やっべ。」
激減していた。
普段だった体重より5kg減、60kgを切っていた。


基本、朝食は珈琲牛乳のみ。
昼食は、適当にりんごやみかん。
たまに、パン類。
夕飯は、野菜中心。
勿論、アルコールを入れる。だから、炭水化物は取らない。
というか、胃袋が小さくなったのか、『量』が入らなくなっている。

ミッフィーみたいな生活をしていたら、痩せた。
動かないから、食事を抑えたら、痩せた。
そして、動けば息が上がる。

気づけば、超不健康的ダイエット法を実践していた。


よーく鏡を見射る。
「お。意外にも整った顔のパーツしてんな。」
「意外にもカッコイイんじゃね。」

ダンナに言ってみた。
「ねぇ、俺、意外にもかっこいいとか思わない。」
「思わない。」
即答。
「そっか。でも、ほら、顎、細くね。ジョニデみたいな。こう、パーツとかよく見ると整ってない?俺的に客観的に見て5段階評価中3.5ぐらいはあると思うんだけど。」
中の上で過小評価して喰らい着く。
「それ、客観視できてないよ。男は過大評価。女は過小評価だよ。」
納得行かない言葉だ。
はぁ?男は過大評価だと。
逆に女は過小評価だぁ。

女が言う可愛いって、男目線からすれば可愛くなかったりする。
それって、仕草とか、愛嬌があるの可愛いじゃね。
それの何処が過小評価なんだよ。
評価基準変わってっぞ。

ボンレスハムみたいな生足出して、ミニスカとか履いてるヤツいるだろ。
スタイルいいとか思ってんだろ。
しかしな、汚いから見せんなっつーの。
全く、羞恥とか持たないのかねぇ。
逆に女の方が過大評価してないか。


やっぱり分からん。
男と女の価値観の違い。
脳内細胞構成が違うからって、そこまで否定しなくてもよくね。
まぁ、俺も否定するけど。

「チューヤンに似てるね。」
って言われた事がある。
それはあんまり嬉しくないわ。
ってか、あの人今は何をしてるんだろう。

一度は言われたいなぁ。
「ジョニデに似てるよ。」
って。
その方が記憶に残るから。

2015年12月26日土曜日

48羽:半熟ヒーロー

毎回、毎度の事揉める。

卵は、完熟か半熟か。


どうでも良くない議題。
俺とムスメは半熟派。
一方、ダンナは完熟派。

卵入りうどん等作るときは面倒極まりない。

先にダンナ用の卵を湯に投入。
その後、時間差で俺等の卵を投入。

完熟と半熟の違い。

まずは、食感。
完熟はモサモサ。
半熟はしっとり。

次に、味覚。
完熟は凝縮される。
半熟は口の中で広がる。

最後に、消化効率。
完熟は生卵より消化が遅い。
半熟は生卵より消化が早い。

どう考えても、半熟が圧倒的有利だ。

ポーチドエッグなんて流行り中の流行。
女子は目にすると、目がうるうる、キラキラ。
「あぁ~、綺麗。」
水トアナのよだれを飲み込む様な食レポもあるぐらい。

それなのに、完熟派の頭の中はどういう構造になっているのだろう。
完熟である意義が分からない。


『きのこの山』と『たけのこの里』。
王道中の王道議論が展開されるのをテレビで見たことがある。

チョコたっぷり、クラッカーがカリカリの『きのこの山』派。
チョコたっぷり、クッキーがしっとりの『たけのこの里』派。

チョコの量に少々違いはあるが、対した差ではない。

分かれるのは、食感の違い。

俺は、『たけのこの里』派。
俺だけではない。
ウチはみんな『たけのこの里』派だ。

うん~。
食感の好みが同じなのに、卵は譲れない・・・
脳内環境どうなってんだろう。
それとも、成長過程に難があったのか。


あ~。
今日も言っている。
「もうちょっと固めてよ。」
「いや、それが一番おいしいいから。」

ポーチドエッグよりも固め、黄身の中心部だけがちょっとだけトロリ。
絶妙なタイミングで湯から揚げられた卵。

「このどこがだめなんだ。」
「中身が固まってないから。」
もう自分で調理してくれ。

アマチュアシェフとしての意地が、脳内味覚を上書きさせてやる。

いつの日か宣言させよう。
「私、半熟じゃないと生きていけない。
半熟がいないと、ダメなの。」

2015年12月25日金曜日

47羽:謝辞

メリーメリークリスマース。

昔は、
「リア充を駆逐してやるー。」
とか、ログレスで叫んでたなぁ。
懐かしいわ。

クリスマス。
サンタの誕生日ではありません。
イエスの誕生日です。
なので、イエスを祝いましょう。
イエスの血である葡萄酒を飲みながら、パンを家族で分かち合うでいいじゃない。

町を歩けば煌びやか。
そこかしこで、家のイルミネーションがキラキラ。

友達からもLINEが来る。
「25日デートなんだ~♡」
そりゃぁ、よかったですな。
「性なる夜ですな~。」
適当に揶揄する。

日本人は宗教度外視社会だから、意味なんてわかっている人は少ないんだろうな。

平和だねぇ。


ムスメはサンタから虹色のクレヨンと、「カードキャプターさくら」公認の本物のネックレスをもらい、感極まった今朝。

虹色のクレヨンとは、AOZORA (あおぞら) [株式会社あおぞら]が発売している、オシャレクレヨンの事である。
今回はコレが2つもプレゼントされた。

一つ目。
色彩豊かなお花畑のクレヨン。
一本のクレヨンから想いもよらない豊かな色が生まれる。様々な色合いからなるモザイク状の美しいクレヨン。
色とりどりのカラーチップを凝縮したクレヨン。

もう一つ。
Dot Musee Crayon[ドットミュゼクレヨン]
印象派の画家「モネ」の絵画の色彩を混ぜ込んだクレヨン。
様々な色合いからなるモザイク状で美しい。
MONET'Sの作品の色彩をモチーフにしている。

そしておまけであると共に、ボスでもある「カードキャプターさくら」公認のネックレス。
欲しいものを与えられると、寝ぼけててもテンションはMAX近くまで一気に上がる。
園に行く準備を素早く済ませ、ネックレスを装備して画家になる。

『絵画キャプター』に変身し、早くも画用紙に思いつきで絵を描き始める。

「うわ~♪」
「欲しかったのコレだったんだよね~♪」
「見てみて~、色が変わっていくの~♪すごいでしょう♪」
「園に行ってみんなに話ししーようっと♪」

喜んでもらえてよかった。
でも、園でこのクレヨンの存在を知っている人いないでしょ。
更に、「さくらちゃん」知ってる人いないでしょ。

まぁ、いいか。

それにしても羨ましいなぁ。
指を加えても見守る。
クリスマスプレゼント。

クリスマスプレゼントって夫婦間ではしないだろう。
むしろ、この前小説買ってもらったから良かったんだけど、やっぱり・・・
ポーメーラー。
ほーしーいー。

このノートパソコンを持ち運ぶの大変なんだって。
訴え続けるも、良心的な話の分かってくれるサンタは来なかった。


しかしながら、以外にも親父からクリスマスプレゼントをもらった。
なになに~。
『鹿児島県指定 伝統工芸品』
はぁ。
『薩摩錫器』
へぇ。

錫製ぐい呑み。
純銀を思わせる燻しがかった錫ならではの輝き、外側は縦方向に杉が伸びる様に彫刻され、内側は研磨に研磨を重ね奇麗に磨かれている。
作り手の『思い』の重みを感じる。
間違いなく一級品だ。

渡して親父は話し始める。
「意外と錫産業は有名なんだよ。」
知らなった。
薩摩=薩摩切子。
キリコに支配されているから、直売所があることすら知らなかった。

話を続ける。
「とある飲みに行ったとき、これで冷酒を飲んだら最高だったから、買っちゃったよ。」
うれしそうだな。
溶けた笑みで、
「自分の分と、弟の分と。3つ買って、それぞれ色違いで使おう。」

ほほぅ。
親父にしてはいい提案。
家族としての証。か。

「でもな。」
反論する。
「錫は軟鉄。傷は付きやすいし、酸に弱いで、普段使いできないよ。」
俺にはデリケートに扱う錫より、安いアルミ製の器で構わない。

やり取りに、お袋が割って入る。
「お父さんの形見分けよ。」

「尚更使えねぇよ!」
「コレ?えぇ、親父の形見です。そうですよ、普段使いしてます。いやー、いい仕事してますね~。ってどこにこんな大層なもんを軽々しく使える人がいるんだよ!」
一部抜粋。
もう、ツッコミすぎて疲れた。

「だったら飾っておいて。」
曇る親父。

「・・・」
言葉にならねぇ。

「あぁ。」
推し量る親父の気持ち。

しかし。
「そもそも、まだ形見なんてはえーよ。」
俯いたまま、優和に言い払った。


いついかなる時、人は死ぬかは分からない。
今日はイエスの誕生日。
世界のどこかで、新しい命が誕生している。
同時に、誰かが死んでいる。
生もあれば死もある。
喜もあれば憂もある。

生と死の間で生きる、生かしている、生かされている、改めて『生』に感謝をしよう。

2015年12月24日木曜日

46羽:ムスメと○○してみた1

第4期『銀魂゜』オープニング。
OKAMOTO'Sが弾ける「Beautiful Days」。

銀魂゜というアニメに、合う合わないと賛否両論あるが、俺は好きだ。

一応、youtubeのMVを載せておく。
https://www.youtube.com/watch?v=w3CaZ3p8E2Y
一度見てみるといいかも。

バカだなぁと思わせるMV。
でも、けっこう元気でるんだよ。


携帯にDLし、流す度にエアギターをしてみせる。
そもそも、ギターはコードぐらいしか弾けない。
だから、ソロ部分も弾いている様にやってみせる。
エアギター。
想像に任せるが、そんなに高レベルではないから。

いつからだろう。

ムスメは『エアピアノ』を弾くようになり始めた。

始まる。
「Beautiful Days」

「タッタカタンタン。タッタカタンタン。タッタカタンタン。タッタカタンタン。」
足踏みから入る二人。

「Beauty Beauty Beautiful One Day。」
出だしは俺から歌い始める。

続けて歌う。
「ズルく生きるやり方も 情緒なしじゃ下品だろ。」
目くばせをムスメにする。
エアピアノで右往左往に体が動いている。
「いや、ピアノないよ。」
内心でツッコム。
歌で入る気はないようだ。
Aメロを一人でやりきることにする。

「ダメな自分に酔うのも 愛されるためのスパイスさ
逃げ出したくなったなら たまには逃げ出せばいい
誰かに期待されてた レールからも ハズレて行け」
エアギターをしながら、生ボーカルで乗り切る。

Bメロ。
目配せをする。
まだピアノ。
「だから、ピアノないって。」
再び内心ツッコミ。
歌う気はないようだ。
「1、2、(Wow)。」
「尖りすぎてる(Hey!) 浮世には(Hey!) それくらい愛嬌が必要さ」
一人でコーラスまで歌わされる。

「3、4(Wow)。」
いきなり、ムスメが入ってきた。
「をぉぉ!」
しかもいつの間にかエアギターに変わっている。
ピックが左手に、コードを右手で。
「いや、それサウスポー。」
我慢できず声に出す。
ムスメは気にしていないようだ。
ノリ良く弾いている。英語で数字も歌えている。

続けざまに、
「○□△(Hey!)×☆* (Hey!) 綺麗に見えるぜ~♪」
ちょいちょいぶっ飛んでるよー。
でも、コーラスとキメのところは完璧。

サビの手前。
「Jump! Jump! Jump Jump Jump Jump!」
二人して飛び跳ねながら、腕を振り回す。

「来るよ。」
目でサビが来る事を訴える。
ニタニタとした笑みを浮かべている。
準備は良さそうだ。
二人で、サビに入る。

「Beauty Beauty Beautiful Monday。」
月曜日の担当は俺。

頭を上下、ヘッドバンキングしながら、続けてムスメも入ってくる。
「ブリィ、ブリィ○×□♪」
意味不明の歌詞。
英語が分からないようだ。

メロディーに乗っている、聞かないフリをしてエアギターと生ボーカルを続ける。
「Beauty、Beauty、Beautiful Wednesday。」

今度は、体を右往左往しながら、中空の鍵盤を弾きながら、エアピアノで入ってくる。
「ブリィ、ブリィ△×□♪」
やはり。
「ブリブリ」言っている。

もういいや。
楽しんだもん勝ち。

2番に入る。
やっぱりAメロには入らない。
またもやサウスポーエアギター。
頭だけが激しく揺れている。
貞子だ。

「バラ売りの愛にまとまった不幸
幸せがなにか誰も知らない
昨日の記憶さえ持たぬ
この世はとても美しい」

「オリャー!」
気迫のエアギターをして見せる。
ムスメも負けじと頭を、尚も激しく振り回す。
サビから入ってきた。
コーラスで。

「Beauty Beauty Beautiful Monday
Beauty Beauty Beautiful Tuesday
Beauty Beauty Beautiful Wednesday
Beauty Beauty Beautiful Thursday
Beauty Beauty Beautiful Friday
Beauty Beauty Beautiful Saturday
Beauty Beauty Beautiful Sunday
Beauty Beauty Beautiful One Day」

終わった。

「イェーイ♪」
二人でハイタッチ。
二人とも息が上がっている。

同じように同曲を3、4回リピートする。


「ほら、お風呂入るよー!」
見かねたダンナが茶々を入れてくる。

そう、二人とも、真っ裸でやっている。

浴室に強制送還される二人。


イブの夜。
こんな馬鹿げた事が出来るのも今だけだろう。

毎日を楽しくするもしないも、自分の考え方一つだな。
Beautiful Days。

2015年12月23日水曜日

45羽:レイニーブルー

いよいよ迫る。
クリスマス。
それは、イエス・キリストの降誕(誕生)を祝うミサである。

これが、今ではイエスの誕生日よりもサンタクロースの方が崇拝されている。
子供たちは、サンタに会うことが、会えなくてもプレゼントを貰える方が楽しみなんだろうな。


12月25日、とある場所で開催されるクリスマスイベントにて、親父がヴァイオリンとして参加することに急遽決まった。
というか、ヴァイオリンを弾ける人を探してる人に、俺が紹介してしまったのだ。

親父は快諾したが、俺の知る限りでは共に演奏するであろう方たちは、『猛者』だ。

そして、今、曲決めからの練習を繰り返している真っ最中である。

編成は、ピアノ、ヴァイオリン第一、第二、ソプラノ歌手。

疾走する『猛者』達の演奏と歌。
鈍馬に跨り、遅れ気味の親父・・・

相反する演奏の中、不思議と居心地が良い。

音楽は、人を幸せにする力がある。
これがクリスマスで演奏となると、人々は幸福の渦に巻き込まれるのだろう。

あと、もう一歩。
さぁ、親父。
ここが正念場だ。
溶けろ。
今このときこそ、『猛者』となる為の試練だ。


Amazing grace。
和訳例:すばらしき恩寵)は、イギリスの牧師ジョン・ニュートン の作詞による賛美歌である。
"grace"とは「神の恵み」「恩寵」の意。

中島美嘉や様々なアーティストが歌っている名曲。

「召されるよなぁ。」
昇天しかける魂。
「練習なのに、個々の能力が高すぎるよ。」
転調に転調を重ね、盛り上がる。
足が勝手にリズムを踏む。
軽快にタイプし続ける指先。
「いいなぁ。」

一方、親父も昇天しかけている。
老眼で譜面が見えないようだ。
暗譜するしかない。


練習は一旦終わったようだ。

俺の胸中は、いい。
親父の胸中はどうなんだろう。
事前報告で『猛者』である事を伝えてはいたが。
一物の不安はあるが、まぁ、どうにかするだろう。

あ。
近くでライブしている所へ飛び込みに行った。
強制リハーサル。
いや、強制本番。

こういうのもありだよ。

あ、雨。
クリスマス当日、晴天になることを祈ろう。

2015年12月22日火曜日

44羽:そこで友達になった「こいずみ」くん

序章

昨晩、ムスメが湯船で遊んでいた鍵盤ハーモニカのホース。
脱衣所で床に転げ落ち、一瞬ヘビかと思った。

その隣でうねる様、伸び縮みを繰り返す物体。

「んあぁぁぁぁぁぁぁ!」
またの存在に絶叫してしまった。

昨日、「殺さず」を貫いたダンナ。
しかし、今朝も青虫の脅威に脅かされる。

黒っぽく幾何学斑点模様、体長は約5cm。
対象は昨日と同じだろう。
台所のゴミ袋から這い上がり、脱衣所までに進入をしていた。

「きゃあぁぁぁぁぁぁぁ!」
続けてムスメも絶叫を繰り返す。

俺も「殺さず」を尊重し、ティッシュで優しく掴みに掛かる。
なんとも言えない感触。
ぷにぷに。
ぶよぶよ。
軽く力を込めるだけで押し潰れる。
潰す事は許されない。
グチャグチャになったアレを見たくはないから。
しかし、アイツもしつこく抵抗し、床上で蹲(うずくま)る。
うまく掴めない。
しどろもどろしながらようやく捕捉。
再度ゴミ袋へ。

更に第二要塞なる根城を発見する。
腐りかけた、いや半分以上は腐り茶色の毒々しい汁を垂れ流すレタス群。
ヤツらの糞らしい後もある。
そう、レタス群も母が持ってきたものだ。
異常気象のせいなのか、足早に劣化が進んでいる。

「駆逐。廃棄。駆逐。廃棄・・・」
呪詛を唱えながら、そそくさゴミ袋へ回収する。

そうして、「燃えるゴミの日」の今日。
火葬しにゴミステーションへ持っていった。

騒々しい毎朝が続くと疲れるんだよ。
青虫よ、永遠にさらば。


本編

見てはいけない場面に遭遇すると、どうしても「市原悦子」さん化してしまう。

「まぁ。」
『家政婦は見た』の「まぁ。」だ。

俺の場合は、隠れて「まぁ。」とはしない。
正々堂々、正面切って、頭の中で「まぁ。」が連呼する。


とある店に食事に行ったときの事。

集合時刻より早めに着き、場所を確かめる。
行った事のない店に入ることは躊躇するから、看板を数回確認する。

「ここかぁ。やたら賑やかそうだな。」
外見から店内の状況を想像しつつ、店内に入ろうとした。

すれ違う女性の姿。

一瞬だが、顔を見た。
「見覚えがあるような・・・」
名前を思い出そうとしても、出てこない。
でも、見たことがるような。
もどかしくも、頭の中に収めながら店内へ入る。


店内は思った通り、白色光の電球で明るく、相応の居酒屋の雰囲気を醸し出している。
店を予約したのは俺だ。
店員に名前を告げ、案内される。
案内されたテーブルには、堂々と予約者の名前が記載されたカードが置かれていた。
「辱められてないよな。」
訝しげにカードを見ながら席を見るも、まだ誰もいない。
一番乗りし過ぎた。

開始10分前。
当たり前行動をし過ぎた。
友達ぐらい遅刻しとけばよかったかな。

ふーん。
小物や店の作りを観察するように辺りを見回し、俺の「?」に直面した。
考えながら、友達にLINEをする。
「先、飲んどくから。」
返信はない。

気にしない。
非常識にも注文する。
「生ひとつ。」
「お一人様ですか?」
だろうね。一人で注文しちゃうんだから。
「いや、後4人来ますから。暇なんで飲んどきます。」
「はい。生1丁!」
元気なおばさん店員の声が響く。

飲まないと落ち着かない。
斜め前の席、スーツを着た男性。
見たことのある、いやよく知っている人物を発見してしまった。
チラッと目が合ったような気がした。
だから、飲みながら心を落ち着かせようと考えた結果だ。

携帯を見るふりをしながら、飲みながら、周囲を観察。

先ほどすれ違った女性の服が男性の対面に席する。

????
暫し、沈黙する脳内。
静寂の中、雷鳴が一撃だけ轟く。
「あー!」
女性の名前が頭を直撃した。

確か二人は同じ職場の、同じ部署の・・・
男性は既婚者で、女性はフリーで・・・

「まぁ。」
見てはならない物を見てしまった、気づいてしまった瞬間、出てくる言葉。


後5分で開始。
しかし、まだ誰も来ない。
俺の生ビールは半分を過ぎている。
変に興奮し、ペースが乱れる。
「このまま知られずに、観察するか。」

とは思わない。
意地悪だから。

「○○さん、先日までありがとうございました。」
突拍子を突かれ、目を丸くする男性。
「おー、元気になったんだね。」
男性の目は・・・泳いでいる。
目は一生懸命クロールしている。
「まぁ、ちょっとですけどね。こんな所で仕事飲みですか?あまり無理をなさらないで下さいね。俺みたいになりますよー。」
冗談じみたチャライ感じで話を進めてみる。
『こんな所で仕事飲みですか?』の言葉に応答は無い。
返事が返ってこなさそうなので、俺から切りに掛かる。
「じゃ、またどこかでお会いできましたら。」
「あぁ。」
軽く会釈をして後を去る。
女性は、一度もこちらを見なかった。

「まぁ。」

席に着いて確信した。
不倫現場。
「分かりやすっ。遊びすぎだよ。」

まぁ、他人の不倫とかスキャンダルとか興味は無い。
あるのは、そういう現場を辱めたい願望。


「火の立たぬ所に煙は立たぬ。」
前々から二人の噂は知っている。
そこからの、
「壁に耳あり障子に目あり。」
誰に見られているかは分からない。
誰と誰が繋がっていようかは分からない。

金髪にして気づいた事。
悪いことは出来ない。
そうそう金髪は存在しない。
だから注目を浴びる。
誰彼構わず、一度は目が合う。
善としてか悪としてかは、他人の本意は分からない。
しかし、常に見られている意識はある。
そしてこのブログも。

もしかしたら『次回』があるかもしれない。
その為に、尾行スキルでも磨こうかな。

2015年12月21日月曜日

43羽:「はらぺこあおむし」。リアルはそんなに可愛くない +からの捕捉!

アサイチ。

ご飯の支度を済ませ、ソファで伸びをする。
肩を大きく広げ、天井を見つめる。
「んぁぁぁ~。あ?」

????
約5cmはあろうかという青虫を天井で見つける。

「うぁぁぁぁぁ。青虫が天井に張り付いてる!。」

言葉を放った直後、打たれた様に振ってくる青虫。

落ちたよ!
絨毯で衝撃をいなさず、華麗にバウンドしたよ!!

「うああああああぁ!!!」

虫系は苦手だ。


ダンナにアイコンタクトを取る。

「はいはい。」

ダンナは対虫戦では最前線を任せられる。
そそくさ、ティッシュにくるんで、ゴミ箱に入れてくれた。
さすがに、潰しはしなかったらしい。

ムスメは、
「私とか、ママとか、パパを食べに来たんじゃない。」
モスラ的発想を話し出す。
「こえーよぉ。」
発想自体が巨人化して、ムスメの方が怖い。

「部屋中が喋々だらけになったらどうする?」
連撃。
「そんなにいっぱいのサナギとか見たくないから。」
仰天ニュース的な光景を想像する。
気持ち悪っ。


昨晩は放って置いていた、俺のパーカーに2cmの青虫を見つけた。
小物はキッチンの排水溝へ流してやった。

どこから沸いてくる、青虫。

『駆逐してやる!!!』
イエェェェェェェガーーーーー!!!!


青虫調査兵団を結成し、調査、安全の確保を進めなければ。
「食われる。」

団員は俺一人。
『一匹残らず、駆逐してやる!!!』
イエェェェェェェガーーーーー!!!!

今朝から生死を分ける、青虫との戦闘が突如勃発する。



2015年12月21日 18:36追記

対青虫用台所索敵陣系を展開中、対象の要塞を発見した。

要塞は、ダンナの母が持ってきた、葉物野菜群。

「駆逐してやるーー!!」
青虫共々、要塞ごとゴミ袋の中へ捕捉。

休死回生。
無事、我が家は青虫達からの進撃を免れた。

2015年12月20日日曜日

42羽:年の瀬になると、中島みゆきがグッとくる。

ゲームのやり過ぎで、親にファミコンを隠された。
こんな経験をしたこはないだろうか。

俺はあった。

隠されたファミコンを見つけては、やり始め、見つかり、怒られ、また違うところに隠される。
イタチごっこが続き、ラスボスの親父にこっぴどく投げられる。
廊下に叩きつけられる。
外に締め出しにされる。
今なら虐待とかになるのだろうか。
昭和の考えが染み込んでいる俺からすれば、今の若い親は甘すぎる。
過剰すぎる。


昔の俺の姿がムスメに投影されている。
さすがに、投げはしない。

見ていた動画はauのCM「三太郎シリーズ」。

最初は俺もダンナも見ていない動画があったから興味を持って見ていた。
しかし、子供とは一度はまると、エンドレスリピート。
見ているときは、集中しすぎて俺らの声は届かない。

「ぷるぷる♪」
「どこでも繋がる・・・・」
「ぷるぷる♪」
「どこでも繋がる・・・・」
音楽、台詞がエンドレスリピート。

15秒という短いCMが10分は流れたところ。

ブチブチ。
緒が切れそうだ。

「もうおしまい。」
「えー、まだ見るー。」
「目ぇ悪くなるよ。」
「大丈夫だって。」
「大丈夫じゃないから!」

やり取りがクレッシェンドしていき、ついにフォルテシモ。
ギリギリで繋がっていた堪忍袋の緒が切れた。

「隠せ!!!」

このままではコミュニケーション能力、協調性の欠如に陥る。
ダンナに大きい携帯を隠させた。


ふと気づくと、隠されたであろう所をムスメが探しに行く。

「何してんの?」
「ん~?携帯探してんの。」
「探してどうするの?」
「探すだけだから~。」
ムスメにとっては宝探しゲームになっている。
当時の俺を重ね合わせる。

「パパ~、どこにあるか知らない?」
「うん、知らない。だって、ママが隠したからねぇ。」
そう、俺さえどこにあるか知らない。
本音を突きつける。

「それより、そこ寒いからこっち来な。」
探すことを止めさせる。

その次の日も探している。
「だから、そこにはないでしょ。」
「うん~。」
「諦めなぁ。」
「うん~。」
諦めが悪い。
似ている。やっぱり親子だ。


ダンナは帰ってきたら、読書。
ソード・アート・オンラインに今度はダンナがはまっている。

「○○さんには出すのー?」
俺はダンナの分まで年賀状の編集作業している。
「・・・・」
返事はない。
ボリュームを上げる。
「○○さんには出すのー!?」
「あ~、出す。」
「じゃぁ、○○さんは?」
「んあ、誰?」
言葉は宙に舞い、届いていない。
想像することで頭の中のCPUを使いすぎ、「年賀状ソフト」は応答しなくなっている。
一度強制シャットダウンさせなければ。
「おいこらー、人に遣らせといて!ちょっとこっちこいや!」

読む事をを中断させる。
こうでもしないと、進まない。
だって、人の年賀状なんてわかんねーから。

こうして、一時チェックが終わり印刷に入る。
もちろん、ダンナは読書に戻る。


印刷完了。
出来立てホカホカの年賀状をダンナに渡し、コメントを記入してもらう。
「この人印刷しなくてよかったのに~。」
ダンナの愚痴が入る。
でも、それは、
「はぁ?昨日聞いたら出すって言ったじゃねぇか!」
「だったかな?」
「確認したろう。というか、昨年貰った人でまだ職務についてる人には出すべきだろう。今年も送ってくるだろうから。指示能力低すぎ。先読みして指示は出せ。」

追加で付け加える。
「読書禁止令を施行します。」

そう、ダンナこそ、一度集中すると、周りはおろか自分のことさえも疎かになる。
ムスメの元凶はダンナにある。

ムスメも、
「ママ、本読むのダメ。だって私の話も聞いてないもん。」
ムスメにまで言われる始末。


こうして順調に年賀状を書き進めるダンナ。
「ここ、夫婦別姓だよ。」
ダンナの衝撃的な言葉。
ミスった。

先日、民法で夫婦別姓を名乗ることは合憲と認められた。
個のアイデンティティの確保、そして世論の関心が低いことから合憲という運びとなった。

「まじかよ~。」
去年の年賀状を見返す。
マジだ。
別姓だ。
「別姓とか合憲になったからやるしかねぇか。失礼だしな。ってか、去年の年賀状間違いまくり・・・」
「届いてなかったのは住所違ってたからかぁ。」
呆気らかんなダンナ。
「あぁ、俺が知る限り、相当前に引っ越してんぞ。」
「だからかぁ。」
何をしてたんだ去年のダンナ。
失態だらけだぞ。

「それにしても、別姓は年賀状作るのがめんどくせー。」
もっと世論を盛り上げるべきだ。
違憲でなくてもいい。
しかし、ほんと面倒なのは確かだ。
関心持って積極的に関らなければ、時間がもったいない。

アイデンティティも大事なのは分かる。
「家族なんだから一緒にすればいいのに。」
愚痴りながら再印刷。
「一」世帯なのだから、同姓を共有し、死に絶えていった方が「家族」としての価値は高いように感じる。
同姓で「家族になろうよ」。


本は隠しはしなかった。
大人は我慢が出来るから、中毒ではない限り発狂しないと踏んだ。
読禁の為、やることがないダンナはムスメと遊ぶようになった。

これが、家族だよ。

個々の遣りたい事も大事。
しかし、時には話をし、ジャレ合うことも大事。
時間を上手く使い家族の「絆」を深めなくては。

「光陰矢のごとし。」
時は無常にも儚く過ぎ去る。

後、何年、ムスメと遊べるだろうか。
後、何回、クソ親父とお袋、バカ弟に会えるのだろうか。

限られた時の中で生きていくのは無情だ。
使い方は自分、お前次第。

俺には、クソつまらない生き方は性にあわねぇ。
だから、愛想尽きるまで付き合うさ。

2015年12月19日土曜日

41羽:さしずめAKB48

序章。

過酷な訓練を受け、圧倒的カリスマ性を備えたAKB48。
彼女達の舞台裏もこうだったのだろう。


昨晩の追記を更新した直後。

突如訪れる、吐き気。
トイレに駆け込む。
「う゛ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・」

吐いた。

飲んだビール5、6杯だろうか。
俺の中では普通。

「う゛ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・」

飲み会の時、食事をあまり摂っていなかった。
ほとんど、女性人に食わせた。
更に当日の昼食は、チョコレートの欠片3つ、みかん3玉。
胃袋が持たなかったのだ。

「ブリブリブリブリ・・・」

今度は下から。

最悪だ。

吐いて口を拭いて、ケツを吹いて・・・
交互に繰り返す。

千鳥足。
完全に泥酔状態だった。


少しは落ち着いた。
「風呂は入ろ。」
潔癖ではないが、飲んだ後は風呂に入らないと気がすまない。
匂いを取りたいのだ。

極寒の浴室。
寒気のおかげで、完全に正気に戻る。

「くぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
「ぐるぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
寒さのあまりに一人絶叫を繰り返す。

湯船に湯はない。
シャワーを浴びる。
体育座りよりもコンパクトになる。
第3形態の超体育座りで浴び続ける。

首元を中心に浴び続ける。
縮こまっているムスコ。
「ぬぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
絶叫が止まらない。


なんとか滝行を終え、タンクトップ、トランクスだけでストーブの前で縮こまる。
ストーブにお尻を向け、下から暖めようと試みる。

同時に、ゲーマーの務めをする。
メビウスFF。
満タンになったスタミナを消費しにかかる。

「あっつ!」
ケツが燃えるかと思った。
ストーブに近すぎた。
少し離れて、スタミナ消費を進める。


気づけば、朝4:30。
いつの間にか寝落ちしていた。
「寒っ。」
ストーブも消えていた。

酔いも覚めていた。
心地よく布団へ潜り込み寝入った。


本編。

8:00起床。

今日はムスメの大事な園での発表会。
青ざめた顔でリビングへ。

酔いは無い。
しかし、足はむくみ、気だるさが抜けてはいない。
二日酔い。
そんな感じのだるさ。

9:00会場の為に準備を進める。
お父さんの見せ所。
場所取りの当番だ。

鈍足で準備を済ませ、9:00ちょうどぐらいに園へ向かう。

親御さんの数はまだ少ない。

前方、舞台に向かって左の位置で陣を取る。
昨年は右側だった。
右側は、窓の開け閉めが頻繁にあり寒かった。
今回は逆サイドで安定した気温で見ようと試みる。

10時開演。
一人で待つ。
時間の流れが遅く感じる。

携帯を見る。
「電池残量21%か。」
ゲームもできない、電池の残量。

段々人も増えてきた。

同時に、吐き気が戻ってくる。

「やばい。」
と思った瞬間ダンナの姿が。
「外に出たらR君見つけて、もう来ちゃった。」
「よかった。代わってくれ。」

一度、家に帰ってリセットする。
仕切り直して、園へ戻る。


ムスメは3つ、出演する。
ダンス、フラメンコ、鍵盤ハーモニカの演奏。

練習を繰り返した、この1ヶ月。
園で頑張ってきた成果を目の当たりにした。

一昨年は泣いて何も出来なかった。
昨年は、恥ずかしがりながらもある程度やった。

スタンバイ中、ムスメと目が合う。
ニコニコしながら余裕の笑顔を見せる。

大人びたダンスを披露する。
しかも、センターで歌いながら。
フラメンコも鍵盤ハーモニカも完璧。
堂々たるダンス、演奏だった。

舞台上でもニコニコしながらコッチを見ている。

安心して見られた。
成長し堂々としたムスメの姿。
「よくやった。」


ムスメの出番が終わると颯爽と帰る。

本当はラストの年長さんの分まで見たかった。
あいつ等、よく絡んでくるから最後の発表会を最後まで見届けたかった。

しかし、精神的に限界がきていた。
「ごめんな。」
名残惜しくも園を後にした。


遅れてダンナ、ムスメが帰ってきた。
「よく頑張ったね。上手だったよ。しかも、センターとかやるねぇ。」
素直に褒めた。
頭を撫で回す。
ムスメは溶けるような笑顔で満足感を露にしていた。

「H君がkootの事探してたよ。」
ダンナが伝えてくる。

残念でならない。
「褒めてもらいたかったんだろう。」
そう、あのサッカー少年が俺を探していた。
「最後まで見届けてやれなくて、ごめんな。」
心の中で謝る。

ムスメの成長は素直に嬉しかった。
けれど、最後まで見届けてあげられなかったという行為が、苦々しい感情さえ覚えた今年の発表会。

来年、最後の発表会。
更に成長していくだろう、子供たち。

それに応えられる、支えられる「プロデューサー」という親になりたい。

40羽:偽りの女子会

2015年12月18日
時刻は18:47

「あぁ。来ちまったか。」
今日という日がやってきた。

女子会だ。

男は俺だけ、残り4人は女性だ。
既婚者は俺と女性1人。残り女性3人はまだ未婚。
全員中学時代の同級生。

そもそも、コレは女子会なんだろうか。


女性A
性格は、ほんわか、まったり、マイペース。
うん、女性だ。 

女性B
性格は、つっけんどん。
関西弁。
学生時代、女子便所に入ってないのに、
「koot女子便入るな!」
と黒板に書かれた。
「入ってねーし、興味ねーし。」
それなのに、最近は男という生き物の生態相談をよくしてくる。
しかし、事あることに喧嘩になる。
言い争いをすると俺が負ける。
あんたの方が俺より男だよ。

女性C
性格は、誰ともでも平等に接し、温和。
端整で凛々しい顔立ち。
学生時代は柔道部。
SUBARU大好き。
ラリーライセンスを持っている。
自分で事業を立ち上げ、現在東奔西走している。
その活力、原動力、あんたのほうが俺より男だよ。

女性D
性格は、おっとりさん。
学生時代は柔道部。
中学2年のときCCQを決められ、ズボンを脱がされそうになった。
俺より腕っぷしが立つ。
パワーは、あんたの方が俺より男だよ。

ということで、性別を抜き去り中身を考えれば、女1名、男4名という構成での飲み会だ。
女として見てはいない。


気を許せば、〆られる。
弄られる。
足取りは重く、帰りたい。

断頭台へ向かう処刑人。
「潔く、済ませてくれ。」

または、滝川クリステルさん。
「最高の『お・も・て・な・し』をしよう。」

心に誓う。


「なぜ、断らなかったの?。」
ダンナは聞いてくる。
誘いが来たときに断ればよかったのかもしれない。
しかし、2つの理由がある。

1つ目。
男性同級生の情報だ。
あいつ等がどんな職業で働いているのか。
ヤンキーだった奴ら、真面目な奴ら。
興味がある。
これからの活路を見出すために、女子会という戦場へと向かう。
「兵士は戦場で育つ。」
育って見せよう。

2つ目。
女の子の育て方。
マセてきたウチのムスメ。
最近色々な男の子に恋をしている。
今日はR君、昨日はH君。
日毎に恋愛対象が変わる。
このままでは、悪女一直線。
遺伝子的操作により、父は嫌われる。
歳を重ねる毎に対応の仕方を変えなければいけないことも分かってはいる。
分かっているが、どうすればいいのか分からない。
俺が男兄弟だったからだろうか。
力、早さ、計画性が全てだった我が実家の教え。
それだけでは、足りないように感じる今の自分がいる。
アドバイスを乞いたい。

そういうことで、いざ出陣。

帰ってきたら、感想を書こう。




2015年12月19日 00:14

みんな「大人」になっていた。

女性A
毒吐きすぎ。
想像できなかった、こんな展開。
溜め込みすぎるのは注意だよ。
フルマラソンのボランティアで参加するとか。
幾度と無くボランティアで参加してるとか。
「自分が走れない分参加してみたい。」
どこから沸いてくるのよ。
その精神。
もっと、自分をケアしようよ。

女性B
後輩に慕われすぎ。
休みの日ぐらい、仕事は断れ。
仕事の事を考えすぎる。
せめて、ハローワークに通っている時ぐらいは休め。
バイトだって?
そんなの関係ないよ。
「自分が幸せでないと他人さえ幸せに出来ない。」
自分を振り返って声をかける。

女性C
静かなる野望を持ちすぎ。
しかしながら、その野望に便乗したい。
『喫茶店』
甘い誘惑だ。
さすが、小学校3年以来の付き合いだ。
阿吽の呼吸だよ。

女性D
意外にも俺と似たような状況。
真面目すぎなんだな。
考えすぎなんだよ。
骨折してからの荒良治してたんだな。
フィジカルもメンタルもついてこないぞ。
「澤穂希」選手も引退したんだ。
お前もいい加減、前線(格闘家)から引退しろ。


みんな頑張りすぎだ。

そんなに頑張ってどうなる?
収入の為?
税金の為?
年金の為?

今まで払ってきた保証でどうにかなるだろう。
一時はな。

俺が心配なのは、個々の、人としての生き方。
仕事が心配ならそれで構わない。

でも、お前という人は一人しかいない。

もっと自分を大事にしてもいいじゃないか。
「世界に一つだけ」のお前なんだから。

「自分を蔑(ないがし)ろにするヤツは、他人をも幸せになんかできやしない。」

そう、これが俺の幸福論だ。

2015年12月17日木曜日

39羽:進撃!巨人幼児

ムスメは巨人が大嫌いだ。

巨人が人を噛み千切る。
頭から、足から。
食う。
丸呑みする。
食べられる瞬間、不敵な笑みを浮かべる巨人の顔のアップ。
迸(ほとばし)る血しぶき。
脈が高鳴る音楽。

衝撃的な映像の本編「進撃の巨人」を見てから巨人が苦手になり、見たくないと連呼する。

そりゃぁそうだ。
大人でも鳥肌が立つ。
コミックを買い続けているが、内容も深い。
到底、子供には理解不可能だろう。


しかし、これだけは見たい。

毎週月曜日25時からBS11で放送されている、「進撃の巨人」のスピンオフ。

『進撃!巨人中学校』

主人公のエレン、ヒロインのミカサ、旧友のアルミン、仲間達。
そして、巨人。
みんなが同じ中学校の生徒という設定のコメディ。

最初は怖がって、毛布に蹲(うずくま)っていたムスメも今では楽しんで見ている。

巨人が人を食わず、人のお弁当を食べる。
時に人に恋してしまう巨人。
衝撃的なR-18的な映像は全く無い。

オープニングが始まると、
「スイマセン、チーハン食ってええか?」
TVにあわせて歌いだす。
「チーハン」とは、エレンの好物「チーズハンバーグ」の略称。
本当の歌詞は、
「睡魔戦争 中学授業」。
空耳で、「スイマセン、チーハン食ってええか?」に聞こえる。

オープニングから上機嫌で見るムスメ。


不安だ。

園では、普通の話題についていけないだろう。
こんなアニメ、誰も見ないでしょ。
普通、仮面ライダーとか、プリキュアでしょ。
アイカツやラブライブでしょ。

うちのムスメは普通ではないかもしれない。
奇行種に近い。

一番好きなキャラクター。
「FAIRY TAIL」の主人公『ナツ・ドラグニル』。

TVに映ると、絶叫する。
「ナツーーーーー!!!!!」
「ナツーーーー、大好きーーーー!!!」

ごめん。
俺、FAIRY TAILはよく知らない。
いつの間にそんなキャラクター好きになったのさ。

一度試したことがあった。
「パパとナツ、どっちが好き?」
「ナツ♪」
バッサリ斬られた。

ナツを斬ろう。

「どこが好きなの?」
「かっこいいから♪」
「パパとナツどっちがかっこいい?」
「ナツ♪」
2撃目。

もう、止めだ、止め。
エンストー。
エンジンストップー。


巨人中学校を見終え、突然言い出す。
「パパ~、ミカサを描くから、動かして~♪」
「あぁ、いいよ。」
二つ返事で応答する。

ミカサを描くって、レベル高くないか。
32羽のサンタ同様に、溶けたミカサが誕生する。
人体練成の失敗。
禁忌を犯すつもりだ。
俺、ミカサ好きなんだけど。
溶かされたらどうしよう。
不安。

出来たのが、これだ。
右は、エレンから貰ったマフラーを身につけ、剣を装備したミカサ。
手も足もちゃんとある。
マフラーもちゃんとあるし、出来は上々。
立体起動装置がついていないのは残念。
でも、よかった。
溶けてはいない。

左は。
「これ何?」
「巨人だよ~♪」

は????
ミカサの方がでかい。
しかも、巨人の練成、失敗気味だよ。
体の部分部分が切れてるよ。
禁忌犯してるよ。
アッチの世界に手足を持っていかれるよ。

「ほらほら、ミカサを動かして巨人を斬って~♪」
いやいやいやいや。
無理無理無理無理。
ミカサは巨大化してるし、逆に巨人はミニマム化されてるし。
踏めばイチコロだよ。

この作品では太刀打ちできない。
俺の想像を遥かに超えている。
対処の術が浮かばない。
怖気付き動かす事を辞退した。


想像と創造が追いつかない幼児は、想像を震撼させる。

2015年12月16日水曜日

38羽:とどけ!

「ふぅ。」
肩の力が抜ける。
共に、ある程度の達成感を得る。

年賀状を書き終えた。

昨年は何も出来ず、コメント一つ書けなかった。
しかし、今年は、1枚ずつ全ての年賀状にコメントを書いた。

自分でも分かる。
「状態は少しずつ良くなっている。」
「ゆっくりだけど、いい。」
徐々に取り戻しつつ、日常生活と仕事への感覚。


達成感と共に得た感情。

『寂寞』

職務に就いていたときには自分の年賀状は優に120枚を超えていた。

仕事を辞めた今年の年賀状枚数は47枚。
仕事関係だけでそんなに減ってはいないだろう。

異常に減った。

昔は、携帯の電話帳には500件を越える友達の数もあった。
けれど、携帯の故障、バックアップの失敗もあったりと、電話帳のデータが無くなったりもした。

それからだろうか。
連絡は限られた圏内でしか出来ず、連絡の取れないまま、「友達」と呼べる友達は減っていった。


年賀状を書き終えるまで、1時間もかかっていない。

それぞれに思い思いの言葉を綴る。

半年に2回ぐらいは飲みに連れて行ってくれるアニ。
年賀状での挨拶しか出来ず、数年会っていない友達。
連絡すら取らない友達。
高校、大学の友達は、ほとんどこの地にはいない。

「こんなに減ったかぁ。」

リビングはストーブの柔らかな炎で少なからず暖かい。
しかし、『寂寞』という冷気を纏った空気が体を覆ってくる。

「淋しい思いは捨てよう。」
「年末だし、誰からか連絡来るのを待とう。」
自分に何度も言い聞かせる。

「やっぱりつまらねぇ。」
「どこか遠くへ行ってしまいたい。」
一度思慮深くなると考え込む。


「この感情、出て行ってくれ。」
『寂寞』
「友達を取り戻したい。」
更に追い打ちをかけてくる『焦燥』。

振り払う様に、直ぐに年賀状を郵便局に持っていった。

最近、「字」を書いていない。
ミミズが踊るような汚い字だけれど、届いて欲しい。

『また、飲もう!』

2016年、友達100人増えるかな。





2015年12月16日21:13追記

忘年会の予定が入る!

彼はこのブログを見てはいない。
俺がニートだと言う事さえも知らなかった。
そう、年賀状だけでの友達。
無くしてしまった大切な友達。
高校の同級生。
そして、追加で当時の担任の先生の情報を手に入れた。

高校時代の話を思う存分しよう。
今の環境についても。

~『日常』とは奇跡の連続でありますように~

「とどいた!」
歓喜。

まさしく、奇跡が起きた瞬間を記す。

2015年12月15日火曜日

37羽:最初は「あ」に見えたよ

生中継で見守った。
2015年を表す世相漢字の生中継放送。

エサに群がる蟻の様な報道陣、そして見学客。

清水寺の舞台、崩壊するんじゃない。

舞台から振り落とされそうな仰々しい放送を、ワクドキしながら見ていた。

「今年の漢字」は、

『安』。

森清範貫主が特大の特別製和紙に墨で書き上げた。

『安』は応募12万9,647通のうち最多の5,632通(4.3%)。

安倍政権のもとで安全保障関連法案の採否をめぐり国論を2分した点。
世界で続発したテロや異常気象、マンションの杭打ちデータ流用、2020年東京オリンピックエンブレム、競技場問題などで人々が不安になったことなどが理由に挙げられている。

そのほか、2位「爆」、3位「戦」、4位「結」、5位「五」、6位「賞」、7位「偽」、8位「争」、9位「変」、10位「勝」となった。


俺の予想は、
「戦」
だった。

微妙に3位か。
『安』
なんて漢字は思いつきもしなかった。

それよりも、「五郎丸歩」選手の『五』が5位。
ちょっと笑えた。

それよりも、投票数4.3%のうち2%は間違いなく、
「とにかく明るい安村」
でしょ!

「安心してください。履いてますから。」

そのフレーズだけで、ユーキャンの流行語大賞にもノミネートされた。

友人曰く、
「あの台詞を言うまでのBGMがすごくカッコイイ」
とか言っていた。

ちゃんとネタを見たことがないんだよねぇ。
今更ながらしっかり見なければ。


『安』といえば、よく行くスーパーでのこと。
賞味期限切れが迫ると「2割引き」、「4割引き」の特売シールが貼られる。

家計を遣り繰りするが故に、これを放っては置けない。
すかさず、買い物籠へ。
そして、小分けして冷凍庫。

こうしておけば、保存が利くから重宝。

安売り、特売には弱い。

先日、「4割引き」が貼られた頭付の塩鯖を購入。
数日たってから解凍して食した。

かなりの美味。
塩気。
鯖の油。
全てが最高だった。

後日、味を占めてもう一度同じ物を購入。
今度は「2割引き」だった。

鮮度の違いかな。
新鮮な方がより美味いのかもしれない。

食欲の冬。

あの時の味が頭を過ぎる。

「4割引き」の鯖より上手に焼けた。
皮はこんがり、中はジューシー。
完璧だ。

なのに、かなりしょっぱい・・・
前の鯖と味がかなり違う。
鯖の旨みは感じられない。
それより、塩気が強すぎて、舌が麻痺してくる。

その日は、さすがに残してしまった。
勿体無い。

「2割引き」と「4割引き」の違い。

間違いなく鮮度。
だろう。

「4割引き」の方が、より熟成されて旨みが引き立ったのだろうか。
何もかも「鮮度が命」って訳じゃないんだな。

勝手に仮説を立て、次回からの買い物に役立てよう。


これで、家計は安泰。
今の俺の収入は手当金のみ。

あぁ。
来年の初旬で期限が切れてしまう。

来年は、
『乱』
の年になりそうだ。

2015年12月14日月曜日

36羽:「人間ごときの下等生物(うじむし)が」ってパソコンに嬲(なぶ)られ る

『絶望のオーラ』

30歳を過ぎたにも関わらず、人生で初めて購入した小説。
ハードカバーのブラックストーリー。
愛読書「OVER ROAD]の主人公「モモンガ」こと、「アインズ・ウール・ゴウン」が使う魔法の一つ。

スキルレベルはⅠ~Ⅴ段階あり、絶望のオーラⅤは即死させる。
いわゆる、即死魔法だ。
人間などという脆弱な生き物がレベルⅠでも食らえば、死に値する。


4日間かけて、地道に自己PVを作成していた。

昨晩、ある程度完成し、ダンナ(ヨメ)に確認してもらい、ある提案を受け修正作業を行った。
卑しくもパソコンの速度が遅い。
あまりの遅さに、パソコン内の環境を確認していく。

CPUはまだ余裕があった。
しかし、メモリが限界まで動いていた。
キャッシュフロー、オーバーフロー。

対策を考え、打って出た。

ゴミ箱の中身を削除。
一時ファイルを削除。
キャッシュ類を削除。
その他もろもろ使わないソフト達もアンインストール。

それでも、動画編集ソフトは作動しなかった。
昨晩は、諦めてシャットダウン。


今朝起きて、再度編集ソフトを稼動。
しかし、即座に動かない。
昨日のメンテナンスで10Gは軽くなったはずなのに。

暗雲が立ち込める。

やっと動き始める。
砂時計がクルクルとゆっくりと回り始める。

待つこと10分。

『あなたの作業していたプログラムはクラッシュしました。』
『保存先が見当たりません。』

クラーーーーーーッシューーーーー。
うぐぁぁぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁ。

あっけなく4日間の作業が、パァ。
Paaaa。
ぱーーーあーーー。
パァ。


体感ダメージは、
『絶望のオーラⅡ』。

心臓は動いている。
しかし、脳は半死、仮死状態。

呆けて何も出来ない。

誰か、オラに力を分けてくれ・・・

2015年12月13日日曜日

35羽:もう休んでもいいんだよ。

つくも神。
日本に伝わる、長い年月を経た道具や生物(狐・狸など)や自然物に神や精霊(霊魂)などが宿ったものの総称である。

「付喪神」という漢字表記は、室町時代の絵巻物『付喪神絵巻』に見られるものであり、道具は100年という年月を経ると精霊を得てこれに変化することが出来るとされている。
また「つくも」とは「百年に一年たらぬ」との表記も同絵巻の詞書きにあり「九十九」(つくも)のことであるとされており、『伊勢物語』にみられる老女の白髪をあらわした言葉「つくも髪」を受けて「長い時間(九十九年)」を示していると解釈されている。
また「多種多様な万物(九十九種類)」をさすともされているが、「つくもがみ」という表現を文中に記している文献資料は多くは存在せず詳細は伝来していない。
以上、Wikipedia参照。


うちのプリンターは約10年程稼動している。
この時期になると、より一層使用回数が増える。

年賀状の作成。
2家族分、約250~300枚、しかもカラーでの印刷をこの時期に課されるのだ。

普段は使わない。
紙ベースで利用をすることがない。
本人にとっては過酷だろう。
時期限定で過剰労働させられのだから。


もう限界がきてもおかしくはない。

いや、出来れば限界が来て交代してほしい。
個人的に。

130枚のカラー印刷をすること、約8時間はかかる。
異常な程、遅い。
加えて、たまに擦れて印刷が汚くなったりすることもしばしばある。

お願いだから、ギブアップを宣言してほしい。
本人から宣言してくれないと、俺からタオルは投げられない。


なのに、今年も頑張る。

130枚、8時間はかかった。
しかし、1枚もミスプリントがなかった。

驚いた。
いつもは数枚ミスプリしているくせに。

「自分が捨てられるかもしれない。」
そう、感じたのだろうか。

意地の印刷。

俺からしてみれば愛着はない。
プリンター自身が、自分にプライドを持っているのだろうか。

お願いだから、来年こそは、
「ギブアップです。」
ダウンして欲しい。

100年経っていなくてもよく頑張ったよ。
優しくタオルを放るから。

2015年12月12日土曜日

34羽:やりたいようにやればいいさ

地域活性化の手段としてメディアへの告知が代表される。
そこに登場するのは、ご当地のゆるキャラや有名人。

地方のCM大賞を見てもあまり感慨が沸かない。
CM作成はプロがしているのだろうか。

2015年国民文化祭。
これも告知不足により、思った以上に来場者数は多くない。
速報値は630万人だったかな。
もちろん、経済効果も薄かっただろう。


県内生産の焼酎の全国での消費量が、他県生産の焼酎に負けた。

巻き返す手段はもちろんCMだ。

起用される有名人は「前園真聖」さん。
元サッカー日本代表を務め、有名中の有名人。
しかし、ある飲酒事件をきっかけに若干、干された人。

今は、県内の地方番組にも出たり、全国放送に出たり、人気を取り戻しつつある。

飲酒で事故ったのに、焼酎のCMで抜擢される。

視聴者は当然驚く。
自虐ネタ。

地方CMではなく、全国CMにすればいいものを。
勿体無い。

2015年、M-1優勝のトレンディエンジェルも、ハゲネタという自虐ネタで敗者復活からの優勝を、サンドウィッチマン以来に達成した。

自虐ネタ。
脅威の告知法なのかもしれない。


いい物、美しいものをどれだけ上手に編集しようと高が知れている。
地方CMもその手の物。

実際に見てもらいたい。
実際に来てもらいたい。
実際に触ってもらいたい。

TVという画面の中だけでは伝わりにくい。
その情報は分かっている。
だからなんだ。

新しいものを生産するよりも温故知新からの自虐。

求められるのは、斬新さ。
驚くべき情報を小出しで提供し、種を撒く。
小出しの連続で開花させる前に止めておく。

意地の悪いやり方だが、興味は十分に惹かれるだろう。


そういうことで、自分のPVを作成中。
いわゆる『宣伝』。

『リアルニート侍の日常』を世に広めてみたい。
小さな野望が秘かにマイブーム化している。

ふふふふふふ・・・

PVをお楽しみに。

2015年12月11日金曜日

33羽:白サギにもお仕置きを

携帯をアンプに接続。
進撃の巨人中学生のOPの『青春は花火のように』を、爆音で室内中に響き渡らせながら、夕飯の用意をしていた。
夕飯は、餃子、味噌汁、ご飯、サラダ。

テンポのいい曲は、料理が捗る。

メインの餃子を焼こうとする瞬間。
突如鳴るコール音。
と、共に途切れる音楽。
「あ~。誰だよ。」
邪魔をされて苛立ち、声に出る。

見知らぬ番号。

基本、登録されていない番号には出ない。
非通知は以ての外、着信拒否。
切れるのを待つも、鳴り止まない。


仕方ないから出てみる。

以下、電話先をT、俺をOとします。

T「私、○○システム株式会社の○○と申します。」
O「はぁ。」
苛立ちを隠しきれず、不穏気に出る。

T「○○様ですよね。」
O「だったらなんなんだ?」
知らない番号の相手が、なんで俺の名前を知っている。
二言目から疑惑が漂う。

知らない番号、勝手に名乗る俺の名前・・・
ふ~ん。
詐欺かな。

詐欺師である確定要素は未だない。
しかし、
「虐めてやろう。」
悪魔化していく脳内。
その方が真意を見抜ける。

T「マンション経営に興味はござませんか?」
O「あったらどうなんだ?」
曖昧に応える。

T「大阪でマンション経営とかされてみたくないですか?」
O「で?」
煽る。

T「九州方面のお客様もたくさんいますので、ぜひご検討されてみませんか?」
O「相手を間違ってない?」
本音が漏れてしまう。

T「はい?」
O「九州の人が大阪でマンションを買って、得した人いるんですか?」
先の返答を悟られないように、その気にさせてみる。

T「もちろんでございます。もうリピーターも多くて・・・」
相手も高揚している。
誘惑を振り撒いてくる。
いや、間逆だ。
釣れた瞬間。

O「興味あるも何も、俺の携帯番号を何処から入手した?」
突然話題を変え、本心を点く。
貴様の雑談に乗る暇は無い。

T「情報屋から購入しましたが・・・」
口篭りだす。

コイツは詐欺寄りか・・・
垣間無く、攻撃を続ける。
O「どこの情報屋?個人情報を勝手に買ったヤツがマンション売るのか?」

今時、電話での営業スタイルは古い。
足で稼ぐ営業スタイルも古い。
全てはサイト情報、TV、口コミで評判が広がる世の中。
客は自分から好みの店に行くのだから。

徹底的に虐め抜く。
決意を固める。

静寂。
T「・・・」
返答ナシ。
O「おい、聞いてるのか?はっきりしろよ。」
苛立ちながら、少しだけ声を張り上げる。

瞬間の事。
ブチっ。
切られた。

はい、詐欺確定。
しかも、小物。

「こっから盛り上がるのに・・・」
切られたことに更に苛立つ。

虐め抜けなかった。


そう、俺は詐欺や営業系の電話に滅法強い。

簡単な話術には騙されない。
電話は顔が見えない分、声色で相手の心を誘導できるから便利。
だから、逆に騙しながら、相手を追い詰めていく。

見えない相手が苦悶していく様子を思い浮かべると、嘲笑が止まらない。
ほんと、俺が相手だったというのが運の尽き。

しかも携帯に着信履歴の番号がある。
さて、消費者サポート系にでも通報して、情報屋とやらを摘発してもらいますかね。


今思えばこんな簡単な手段で騙されるのか。
30歳代の成人男性に電話で挑戦しようとは。
馬鹿げてる。
しかも、マンションを建てる金なんて普通もってねぇよ。
更に、俺にはない
せめて、80歳代とかにすればよかったのに。

騙す方も、騙される方も悪い。
県内では、今年の詐欺電話での被害総額が過去5年でトップという。
甘い話には毒がある。
ご老人の方々、要注意。


一応、言っていた企業をサイトで検索。
あるにはあった。
おー!
よく頑張ってサイト作ってるね。
派手だよ。
いや、過剰に綺麗過ぎる。
内容は甘い話尽くめ。
肝心な資本金、役員名等の企業情報はない。
どこが株式会社なんだ。
やはり小物。
もう一度かかってきたら録音して、こっちからかけて録音を再生してみようかな。
そして、反応を伺い、更に弄(もてあそ)びたい。

一度、悪魔化すると徹底抗戦したくなる癖がある。
今回は逃げられたが、次こそは虐め抜く。
決意の夕刻。

2015年12月10日木曜日

32羽:赤鼻のトナカイ以下の相棒14

『赤鼻のトナカイ』

まっかな おはなの トナカイさんは
 いつも みんなの わらいもの
  でも そのとしの クリスマスのひ
   サンタの おじさんは いいました
くらい よみちは ピカピカの
 おまえの はなが やくに たつのさ
  いつも ないてた トナカイさんは
   こよい こそはと よろこびました

陽気に謡いながら描き進めるムスメ。


唄の風景を描写したのが、これだ!
トナカイの模様は、
角、
赤鼻、
涙、
描写的にOK。

一方、隣は・・・

う○ちに頭が生え、サンタ帽被っている、不思議な生命体。

ごめん。
俺には見えない。


ムスメ曰く、
「サンタだよ~♪」

第二形態的なサンタクロース。

何が。
どうして。
こうなる。
意味不明のサンタクロースの描写。

親なら、
「上手だね~。」
「がんばったね~。」
一声かけるべきだろう。
できたことを褒めるより、頑張ったことを褒めた方が教育的にいいらしい。

でも。
今回ばかりは、できねぇ。

逆に問う。
「なんでサンタさん、体と手足ないの?」

「なんか~、サンタさんが不思議な踊りしたらこうなった~♪」
なるかー!それっ!
ならねぇよ!
不思議な踊りの方がよっぽど怖いわ!!
MP(マジックポイント)減らされちゃうよ!
MP枯渇してベホマ使えなくなるから!
いや、元々MPないし、ベホマも使えないし!
踊って手足無くしたって事は、自虐殺傷系乱舞なのか!

おーい。
サンタさんはどこへ行った~。
これ、オラフの段数が増えた上位版だよねぇ。
それ、ミシュランタイヤだよねぇ。
スライムが無理して5体合体しちゃって、数が足りていないけど、必死で合体を繰り返す自称サンタ風キングスライムだよ!!

見せてからも尚、謡いながら描いている。
恐るべき魔王の魔法陣。

サンタクロースの正体。

「貴様が・・・
・・・サンタクロース・・・だと・・・
・・・弱すぎるにも・・・程が・・・有る!!」
勇者も激怒するだろうな。
中ボスにもなれない、雑魚キャラすぎるサンタクロース。


画伯。
先生。
そう呼ばせてもらうよ。

大人には分からない、チャイルドワールド。

子供は、賞賛や声援を送り続ければ、何にも変えられないスキルを身につけるのだろう。
期待は膨らむ。
同時に不安も募る。
無心教だが祈るしかない。
どうか、キングになってほしい。

2015年12月9日水曜日

31羽:ミラー・ドール

子供の遊びの代表。
『お医者さんごっこ』

ただの遊びが、呪いに変わったらどう思う?


ムスメのお気に入りの人形『メルちゃん』。

パイロットインキから発売された、愛育ドールのビニール人形。
『メルちゃん』を筆頭に、妹の『ネネちゃん』や可愛らしい洋服、グッズアイテムが女の子では人気だとか。

ヨメ(ダンナ)も最近、ムスメが着れなくなった洋服で、メルちゃん用の洋服を縫っている。
リサイクルよりも素敵な再利用。
子供もかなりのご満悦。


なのに、なぜこうも怪我や風邪を引かせたがるのだろう。

慣れない手作業で、画用紙で一生懸作る。
たった1枚の画用紙から数々の医療グッズを。
血が滲むような絆創膏。
イガイガしそうなマスク。
冷えない冷えピタ。

それを、メルちゃんの体、口、おでこに、セロテープでガチガチに固められていく。
メルちゃんにとって子供とは。
悪魔。

恐怖で支配するのではない。
動かない体を理由に在られも無い状況へと、魔法をかけられる。

あぁぁぁ。
メルちゃんは満身創痍だ。


怪我や病気になったメルちゃんを約2週間放置。
ムスメは気にも留めていなかった。
その間、俺もヨメ(ダンナ)も風邪をひいた。
しかも長引く。
元気なのはムスメだけ。
病院へ行くも普通の風邪。
インフルエンザのワクチンはしっかり打っている。
悪化はしないものの、弱体化が続く。

見かねたヨメ(ダンナ)がメルちゃんを元気にさせてと懇願した。

まぁ、変な話、もしかしたらメルちゃんが俺らを呪っている。
「ぞんざいに扱う私を救って。」
メルちゃんから只ならぬ負のオーラを放つも、俺らが見過ごしている。
見えていないだけかもしれない。

有り得ないことは有り得る。
有る可能性を排除しに取り掛かる。

「もうメルちゃんを怪我や病気にさせないでね。
元気なメルちゃんが一番かわいいから♪」
うまく言いくるめるヨメ(ダンナ)。

「え~、もうちょっとしたら元気になるから~♪」
まだお医者さんごっこを続けたそうに言いながらも、医療グッズを撤収してくれた。
2週間入院したメルちゃん。
退院おめでとう。

途端に風邪は二人とも治った。

完全にチャッキーだよ。
あれは絶対に呪いだよ。

我が家から悪魔はいなくなった。


夜、工作を始めるムスメ。
またもや、画用紙。
「今度は何作ってるの~?」
不安で聞いた。
「お薬だよ~♪」
あぁ、俺を気遣っての薬か。
4歳なのにちゃんと見てるんだな。
ありがたい。
見守ってると、本当に錠剤が描かれ、切られていく。

「できた~♪」
歓喜のジャンプを繰り返すムスメ。
「ママ~、見て~♪」
ダンナに差し出す。
「あ、お薬だね。よくできてるね♪」
ダンナの顔にも笑顔が。
褒められて嬉しそうに語りだすムスメ。
「うん♪
メルちゃんってー、夜になると病気になるん・・・」
刹那。
「そんなもん、捨てろー!!!!
病気にさせるなーー!!!
もう、呪うなー!!!!
こっちが病気になるわ!!!」
ダンナの会心の一撃。

せっかく作った薬も廃墟処分へ。
いたしかたない。
命かかってますから。


稲川淳二さんも言うだろう。
恐いですねぇ。
怖いですねぇ。
人形は。
人は。
って。

『人は自分の鏡』と言うけれど、我が家の鏡はメルちゃんだ。

魔王はいなくなったものの、最近、メルちゃんが見当たらない。
我が家から卒業し旅立ったのか。
音信不通の行方不明。


いた。
発見。
今日は、ひっそりと本棚へダイブしたまま、うつぶせ状態。
ムスメは、
「ここは雲の上~♪」
「雲設定やめてー!」

雲の上に昇天するには早すぎる。

2015年12月8日火曜日

30羽:利益追求の成れの果て

炎上覚悟。


叩かれてるなぁ。
化血研。

化血研とは、「一般財団法人 化学及血清療法研究所」の略称。
主に、インフルエンザワクチンや血清などの製造、新薬開発を進める企業。
薬剤シェアはトップクラスであり、厚生労働省のお墨付き企業でもある。

このニュースには十分興味がある。


諜報活動(やってない)
ハッキング(やってない)
そして、暗殺(やってない)

多種多様な仕事を経験してきたが、製薬開発機関にて職務していたこともあった。
守秘義務ありきなので、詳細は語らない。

まぁ、製薬業界で化血研ほど給料、福利厚生、将来安泰とされた企業はないだろう。

それが、くだらない『嘘つき』に成り下がる。

約40年以上前。
1974年頃から1990年くらいまで、データの差し替え、隠蔽、改竄を繰り返し、安全性の保証が取れていない製造方法で薬物を製造、販売、顧客への投与を繰り返してきている。

顧客は神ではない。

「製造方法を変えても効果は同じだから一般人にはわからないでしょ。」
当たり前だ。
製造方法は表へ出てこない。
だから、国の認可の下りた製造方法で製造しなければいけないのだ。

完全に顧客を馬鹿にしている。
顧客を嘲笑し実験体としての利用、利益追求のみで業績を伸ばし続ける。
しかし、今回の一件で化血研が潰れることはないだろう。
お国のお膝元だから。
国が認可しているのもおかしな話だ。


一方で顧客、ユーザー重視の企業もある。
おすすめアプリ「メビウスFF」の運営チーム。

彼らは馬鹿がつくぐらい正面切ってニーズに応える。

プロデューサーの「北瀬桂範」さんが昨日の生放送の合間に語った。

「ダウンロード数が増えようが、増えまいが関係ない」

前回の放送では、
「ニーズに応え、メビウスFFを携帯ゲームの概念を覆す存在へと、ユーザーと共に進化させていく。」

ニーズにはできる限り応える。
それと同時にクオリティを伸ばし続ける。
しかし、数、利益で勝負するものではない。

要は『質』と『向上』。

マニア向けかもしれない。
しかし、それでも愛され続けられる企業、チーム。
隠蔽もしない、改竄もしない、透明化された情報の提供。
たまに生放送中にリークすることもある。
されど、リークした分は必ずアップロードまで漕ぎ着ける。
信頼できる頼もしい企業、チームワーク。

率直に感動した。
爆弾投下だと思った。

顧客は、数字は、神ではない。

所属企業の企業精神を言えるか。
言えた所でどうなる。
行動にうつせるか。
手段を打てるか。

自分の仕事に対する精神を語れるか。
それは、自分のためか。
顧客のためか。
企業のためか。
家族のためか。


よく考えろ。
「皆様に愛され続けるが故に、今の仕事に満足しています。」
よくある老舗の何代目店長が言うような台詞。

それは、自己満足から繋がる顧客への対応だ。
自己満足こそが最大限の力の源であり、メンバーの力を借りて改変を繰り返し、顧客へサービスを提供する。
ニーズに応えるから、顧客満足度が上がって行く。
たまに失態もあるだろう。
それこそ、チャンスだ。
徹底的なアフタフォローをし、逆に信頼を手に入れる。
こうして、リピーターが増え、口コミも上昇する。
それが、時間はかかるかもしれないが企業へ返還される。

二度手間のかかるような努力ではしない。
情報に精通し、幾つものロジックを建て、建てたロジックを消去法で消し去り、最短で目的地へ向かっていける指導者を持つことが重要だ。

ただ、ただ、利益追求のみを目的とした企業など、多数の信頼を味方に、脳、魂のある企業には勝てない。


当たり前の事を書いてきた。
だからこそ、俺は働けない。
万事屋としての守秘義務を守るだけだ。

2015年12月7日月曜日

29羽:改名してみよう

余談。
メビウスFFもクリスマスムードに突入。
ほら見て!

 妖精『エコー』もクリスマス仕様。
なんて妖艶な可愛らしさ。
しかも、背中の羽が『カードキャプターさくら』のさくらちゃんが愛用する「羽マーク」と似ている。
いや、同じか。

並べると、なんとなく全体的に似ている気が。
公式に発表はされていないけど、間違いなく声優の『丹下桜』さんに合わせたとしか思えない。
個人的に。

メビウスFFの運営、いいよ~。
ニコニコ動画の放送は毎回見てるぞ。
期待に応える運営。
神運営とか呼ばれている。
がんばれー。

12月1日から『第4章「幻想と疑問」前編』が配信され、2日で完全クリア。
ゲーマーなら配信から2時間あればクリアできるだろう。
しかし、配信が00:00だと熟睡してるから、遅れを取った。

今はFFⅦとのコラボイベントで魔晄炉を止めに、『クラウド』と共に東奔西走中。

クラウドーーーー!!!!!
凶斬りーーーーー!!!!!

FFⅦは高校時代に発売され、ガッツリやり込んだ。
クラウドは伝説の主人公。
しかも、当時のプレステより映像がいいかも!
BGMも更にいい!!
くぅぅぅぅぅぅ~。
悦。

CMやってるみたいだから、あったら見てみて。
あの映像が携帯で再現されているから。

その伝説のFFⅦとのコラボ!
クラウドの職業はソルジャー。
それがメビウスFF内で新ジョブ「ソルジャー」として登場。

「課金しろ」。
悪魔が甘い息を吐く。
誘惑。

くそっ。
しかし、ここは我慢だ。

新ジョブより「ポメラ」が欲しい。
耐え忍ぶ。



本題。


「koot!
私は、kootのヨメじゃない!
ツマだよ!」

朝から突拍子の無い進言を食らった。

「ヨメはkootの親の使う言葉で○×△□・・・」
むむ・・・


調べてみる。
・妻・・・夫(自分)の配偶者
・嫁(嫁さん)・・・息子の妻
・奥さん(奥様)・・・相手(他人)の妻、既婚者と見える女性
・カミさん(上さん)・・・商人の妻、亭主の妻
・女房・・・妻のこと、朝廷に仕える女官

なるほど。
日本語としての使い方は確かに間違っている。
漫才とかで盛り上げるために『嫁ネタ』などがある。
単に『ヨメ』という言葉が氾濫しているだけ。

マイハウス呼び名なんてのもある。
うちでは、
大きい携帯・・・iPad2
チャンネル・・・リモコン
映画を見る・・・リビングシアターモードで見る
油をひく・・・油をしく
ん?逆?わかんね。
などなど。

方言なんて更にわからない。
そもそも方言はあまり使わない。
イントネーションが他県と違うくらい。
ラーフル・・・黒板消し
ホッチキス・・・ホチキス
おかべ・・・豆腐
わっせ・・・超
知らない方言の方が圧倒的。

ヨメ話題に戻ってきて、自分の呼称を調べてみる。
主人・・・一家の主のこと
旦那・・・上目の人や親しい間柄で使える、収入関係がある商人用語
夫・・・書類等での続柄表示記号


状況で呼び方が変わった。

収入のない俺からすれば、ヨメは上位にあたる。
調べた後に、ヨメに真意を伝える。

「だったら、旦那ぁ。」


これからのヨメは、
ダンナ』。
そう言わざるを得ない。
よろしく、ダンナ。
「ポメラ」お願い。


*ポメラ(バージョンDM10)
KINGJIMが発売している、折りたたみ式メモ帳。
キーボードが折畳まれ、折畳みサイズは手の平ほど。
キーボードサイズは普通のノートパソコンなみ。
重量は370g程。
約2秒で起動、即テキスト入力が行える。
駆動時間は、アルカリ単4電池×2本で約20時間。
USBは勿論、microSDカードのインターフェース付き。
インターネットに接続することができない分、情報漏洩は皆無。
会議やネタ帳作りに優秀な文房具。

上位クラスだと、テキストをQRコード化してiPhoneでも読み込める。
今、もっとも欲しいアイテム。

2015年12月6日日曜日

28羽:煩悩+2=トレンド

*kootからのお知らせ。
途中経過、謎編等で公開されたものは、追記更新してあったりしています。
昨日公開の27羽も末尾に追記しています。
末尾記載後、再公開されているのもあるので要チェック。



では、本題へ。


煩悩。
俗に『本能』や『欲求』という煩悩の数は108と表される。
除夜の鐘を108回衝くのは、108の煩悩を滅するためとか、諸説ある。


中古の本屋へ行った際、ムスメが聞く。
「パパ、何さがしてるの~?」
「ん~?『魔法科高校の劣等生』と『ソード・アート・オンライン』の小説だよ~。」

最近はまっている。
アニメ化された小説の読書に。

アニメ化されて面白いと感動を呼ぶもの。
大抵、原作が小説なのだ。
風景や人物を事細かで巧みな文章力での描写、伏線の張り具合。
読めば読むほど、想像が貪欲に働く。
アニメもいいが、想像力と妄想を働かせれば圧倒的に小説の方が面白い。
更に、アニメ終了後も続いているストーリー。
欲に駆られるばかり。

もちろん、ビジネス本、特に仕事効率化や心理学的本も読んできた。
それらの本は知識として残ってはいるが、いざ実践してみるとなかなか難しい。

そういう理由で、今の読書の中身は違っている。

今更ながらに想像を描きたてる小説にどはまりしている。
欲求に負け、ヨメにせがんだ。
「中古でもいいから、お願いします。」
「じゃぁ、クリスマスプレゼントね。」
OKをもらったときはたまらなく嬉しかった。

しかし、どこの中古の本屋にいけばあるんだ?

近場にはないし・・・

とりあえず、店舗の存在をネットで調べて回る。
欲しい物が手に入れられるとなれば、是が非でも安くで獲得したい。
店舗を回り、ようやく見つけた!

しかも、セット売りで20%オフッ!!!
歓喜。感涙。
うぅぅぅぅぅ。
大量♪大量♪
ありがとう、ヨメ。

『魔法科高校の劣等生』はなかったが、『ソード・アート・オンライン』を爆買。


手元に10数冊の本を持つ俺に、またムスメが口を開く。
「パパ~、それ110あったらいいのにね♪」
「いや、そんなに巻数でてないから。」
とりあえず、ツッコむ。
「だよねぇ~♪」
軽いツッコミに対して、軽いノリ。

最近多い。
どこに行っても、何をしていても、とりあえず多い。

「これさぁ、110あったらどうする?」
そんなにいらない。
「これさぁ、110あったら嬉しいね♪」
そんなにあったら困る。
「それさぁ、110あったら邪魔だね。」
うん、邪魔だよ。

ってか、110ってどこから来るの??
何、その110って??
なんかの暗示??
110までしか数えられないの??
いやそれ以上まで数を認識して数えられる。
110番しちゃうの??
俺、悪いことしてませんけど。

意味不明の『110』。
謎の『110』。


しかし、今日、『110』の意味に終止符が打たれた。

「パパ~、これなぁにぃ?」
「気になるんだったら、自分で引き出して見てみん。」
いくらムスメでも、その一言、行動に興味はなかった。
適当なところをウロウロする金髪。
早くレジに行きたい。
頭の中は、「読書」一色。

突然、ヨメが秘かに声を上げる。
「ミッケ!みっけ!」
声に出すと何を言っているかわからない。
「何連呼してみつけたの?」
訝しげに覗き込む。

「これは!?」
『ミッケ!』だ。
「すげーもん見つけたね!」

『ミッケ!』
小学館が出版する、わくわくさせる物探し絵本。
絵本というよりウォーリーを探せ的な。
凝った絵が、大人でも目的物を見つけ難い。
ムスメが非常に好きで、一緒に探したり、時には一人で物探しに耽っていることも多い。

ムスメは数多の絵本の中から直感で、自分の好きな『ミッケ!』を見っけたのだ。
しかも、在庫1点。
なんと正規価格の半額。

やるねぇ。

感極まるムスメ。
響き渡る店内への声。
静かにして~。
ライトノベル持ってるこっちが恥ずかしいから。


帰り道に納得した。
110』の存在意義。
一般煩悩数 + 俺の普遍的欲求 + ムスメの無我本能 = 我が家のトレンド

108回除夜の鐘を鳴らされても、我が家の煩悩は消えないなぁ。

2015年12月5日土曜日

27羽:疑わしき称号の所以を

史上最強の移動遊園地。
って何??

遊園地と言えば、『史上最強』の称号はディズニーランドだ。
顧客へのサービス、職員の教育、精神も優れている。

そもそも、遊園地に『強』『弱』などがあるのだろうか。

『移動』という単語が追加されるから、『史上最強』と名乗ってもいいのだろうか。



DREAMS COME TRUEが4年に1度行う、
『~史上最強の移動遊園地~DREAMS COME TRUE WONDER LAND 2015』
本日、福岡ヤフオクドームで開催される。

「新幹線何時だっけ♪?」
アイツのトキメキを隠せない言葉。
「はぁ?」
俺は妖怪執事ではありません
しかしながら、妖怪Padで調べる。
これも仕事のうちだから。

興奮と悦楽の暴風を纏ってアイツとお袋は旅立った。
俺は留守番。


1週間前。
いつものように、親族グループのLINEが鳴る。
時間に余裕があるからか、携帯依存症だからか、即確認してしまう。

「ドリカムチケット2枚あるけど誰か行く?」
心臓が弾ける内容のメール。

「譲ってください。」
即返信した。

4日経ち郵送で届いた。
WONDER LAND 2015。
手元でチケットの内容を確認した。
ふ~ん。

特別な感情は沸かない。
ラッキー。
任務完了。
それしか思い浮かばない。


ドリカム。

特別に好きな訳ではない。
曲は知っているが、ライブとか行かなくても携帯で聞ければ十分だ。
そんな存在のドリカム。

しかし、アイツは違う。
もしも、ボーカルの吉田美和さんが亡くなったとしたら、地球の裏側でも葬儀に参列するだろう。
歌詞の内容、曲のインセンスを、むさ苦しいほどの形相で熱く語る。
俗に言うファンだ。


逆に、お袋はファンではない。
「むしろMCで何を言ってるか分からない。でも曲は好きよ。」
普通のおばさんだ。

そういうお袋へ、予習用にリクエスト30曲をCDへ焼いて贈った。
ちゃんとスピードラーニングしたのだろうか。
約60歳。
約3時間、立っていられるのだろうか。
「苦行かもな。」
不安は残るが、せめてもの親孝行というわけだ。



不思議なもので、万事屋になってみるとアニメの世界より多忙、かつ頭を悩ませる。

今回のチケット入手は、ほぼ奇跡。
話じゃ、ファンクラブでも入手は厳しいとか。

こんな最重要、超貴重なアイテムと、高価格な新幹線往復チケットを2人前。
早めの到着予定。
ファンには、会場限定アイテムの購入時間を稼ぐ為。
お袋には、見知らぬ土地で迷子になっても、開演までに無事到着できるように。


ホイっと旅程と共にプレゼントした。

別に、俺は金持ちじゃない。
別に、俺をいい人ぶっている訳ではない。
別に、俺は見返りを求めてはいない。(これはうそ)

別に。
ごく普通に。

この時期特有の風が澄んだ香り。
この時期特有の闇夜の長さ。
この時期特有の煌びやかな世界。

冬が始まる。
冬が来れば、アレも来る。
そう、クリスマス。

だからだろうか。
即答できたのは。
早めのクリスマスプレゼントをファンとお袋の為に用意した。



開演の時間まであと少し。

時計が気になる。
何故か高揚してきている。
『史上最強』を見たいと己の欲望と本能が、今更ながらに沸々と高まる。

帰ってきたら教わりたい。
『史上最強』の所以を。



2015年12月5日 23:17追記
所以を聴く。
「見せ方の規模がすごいの。」
伝わらねぇ。

お土産にトランプをもらう。
ライブの思い出・・・
こんなもん、あけられねぇよ。

それよか、『ご注文はうさぎですか?』のEDトランプ欲しいよ。

2015年12月4日金曜日

26羽:赤い下着は縁起物

師走。

社会人だった頃、仕事は忙しかっただろうか。

記憶は、暇だったような、じゃなかったような、有耶無耶だ。
忘れさせようとする自制心からか、覚えていない。

ただ、今、この瞬間が忙しい。

年賀状の作成。



来年の干支は『申』。

どういう年賀状を作るか。
思案が続く。

そういえば、『寅』年の時には、『男はつらいよ』の寅さんを載せた事があった。
自分の中では、ウケタ。
受け取った人は、どう思ったんだろう。
そういえば、感想を聞いてない。

来年、受け取った人は感想を教えて。

『寅』年の様に、『申』にちなんだ、ウィットに富んだ年賀状を、今年は作りたい。

去年は何もできなく、ヨメに任せ、一言すら書いていない。
喪中さえも指示していない。
昨年、受け取った皆様、ごめんよ。

でも、
「今年こそは!」
何故か、意気込む。
力が入る。
どこから力が沸いてくるのかは分からない。
空回りしないことだけを祈ろう。



ヨメが「おさるのジョージ」を好きだから、ジョージを採用するか・・・

う~ん。
パンチがねぇ。

こう、ガツンとバーッと、躍動感、疾走感あるキャラクターは他にいないんだろうか。

サルねぇ。
いた!

高尾山さる園のサル。
これがやっぱりしっくりくるなぁ。
リアルだ。

リア獣すぎる。
この種はナシだ。


サルねぇ。

サル姉(銀魂に登場する猿飛あやめ)。
ピンクぃ、目を引きやすくインパクト抜群。
しかも刺激的。
どっかの市のポスターみたいに。

彼女、過度のドMだ。
それを考えるとナシだよなぁ。


サルねぇ。
いた!
サル!

豊臣秀吉。
硬派でいける。
下積み時代長いし、頭脳派印象。
本能寺の変後、織田信長をも凌駕する力を手に入れている。

最終的に織田家の実力者を葬っている。
裏切り者だ。
そしたら、彼もナシだなぁ。



ん~。
決まらねぇ。
キリがねぇ。

今年の年賀状もエグスプロージョンするかなぁ。

2015年12月3日木曜日

25羽:バッハの旋律を朝に聴いたせいです。

またもや親父からの依頼が来た。
先日の天草旅行の写真と映像の編集作業。

ここ最近、扱いが荒い。
年賀状の作成依頼もきている。
報酬はあるのか。


データとBGMを受け取り、早速作業に取り掛かる。

まずは、写真、映像の確認。

まぁまぁ、撮れている。

映像の途中、録音ボタンを押したまま移動したであろう映像を発見。
一言さえ発言しない。
道の駅の地面と親父の足元だけが映し出され、鞄につけている鈴だけが足取りに合わせてリズミカルにチャリチャリ鳴っている。
見ているだけで酔う。
『水曜どうでしょう?』を彷彿させる、くだらない映像。

うっし。
嘲笑しながら、採用決定。


昨日、朝一、7:00ぐらい。
BGMを試聴。
一応、聴いてみないと写真に合うか分からないから。

借りたCDはクラッシック音楽。
まぁ、親父の好みだしいいじゃない。

タイトルは、
「音楽の捧げもの」。
ヨハン・セバスティアン・バッハ作。
主題は、ハ短調のテーマで王の命によりカノン様式で即興演奏を行った。
その後、2ヶ月を経て完成された曲。

子供の頃から、親父の聴く、弾くクラシックを聞いていたから、違和感無く耳に入る。

聞いた途端に記憶が蘇る。
この曲は知っている。

複数の音譜が、同じ旋律で、異なるタイミングでそれぞれ流れる。
綺麗なカノンだ。
ハ短調という暗めの曲調が美しいカノンと至妙にブレンドされ、救済的なイメージを静かに灯す。

「天に召されよ。」
空想で祖母は逝った。

おぃぃぃぃぃぃぃぃ。
こんなBGM使えねぇよ!
祖母をあの世に送るような賛美歌らしい曲。
楽しい旅行の思い出も屠られるよ!

「サカナクション」が歌う、『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』。
そんなポップじゃない。
こんな心じゃない。
こんな旋律じゃ、直ぐに忘れられない。
直ぐに永眠しちゃうよ。


速攻、親父にメールを送った。
「BGMのバッハ。暗いわ!」

即、返信が来る。
「そうかも、任す。」

軽いなぁ。
自分で選んでおいて。
息子はセンスの無さを痛感しているのに。
「でしょ!
こりゃぁ、安心して逝って下さいみたいになっちゃうよ!」
冗談まじりで送り返した。

「そうかも。あと少しだしね。」
月牙天衝!!!!
漆黒のオーラを纏った刀身で連絡を斬り裂いた。

はぁ~。
子が親の寿命言い切っちゃたよ。
知らないよ。
そんなこと言って。
本当に無配慮な親父。

不吉なメールを拭う様に、もっとポップでファンシーでホープな曲を抜粋。

編集なんてやりたい放題。
適当な妥協点で止めないと収拾がつかない。

見るのは身内だけ。
ゲームと同じ、自己満程度。
『13羽:泣いて馬謖を切れよ!~天草前編~』
の仕返しに、善意有る悪戯な編集を敢行。

1時間少々。
これでいいか~と、作業を終えた。


バッハの旋律を朝に聴いたせいです。
親父のせいです。
昨日は眠れなかった。
音楽は忘れても、軽々しいメールは頭の中を螺旋する。

頼むよ、親父。
次に鎮魂歌(レクイエム)とか出したら、そのCDを卍解した天鎖斬月で葬るから。

2015年12月2日水曜日

24羽:真実はいつもひとつ!

名探偵コナン。
「真実はいつもひとつ!」
真実を明かす、コナン君の決め台詞。


密室殺人。

密かに、誰にも気づかれず、証拠を残さず、殺人。


それが、こんな露骨に行われてもいいのだろうか。

密室。

突然響く、爆発音。
放たれる声。
涙が滝の様に流れる。
息ができない。
叫び声。
嗚咽。

毒物の散布。
密室殺人が起きた瞬間だ。


風呂。

突然響く、あの轟音。
「ごめん、おならしたっ!!」
大根、卵が腐ったような腐敗臭で涙が溢れる。
こんな空気は吸いたくない。
「くせぇぇぇぇぇぇ!!!!」
「う゛ぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

そう、密室という風呂の中で放たれる屁。


『真実はいつもひとつ!』

風呂の中で放たれるは、
イケメンがしようと、
アイドルがしようと、
可愛い赤ちゃんがしようと、
誰彼構わず。

殺人的にくさい

2015年12月1日火曜日

23羽:Happy Birthday 自分

*kootからのお願い。
これは、関係者の方々を誹謗中傷するような話ではありません。
俺は、元気になりました。自分の思いを込めた渾身の日記です。
決して悲しみ哀れみを覚えないでください。
優しい眼差しで、長文を見守って頂けたら幸いです。


12月1日。
ハッピーバースデ~自分♪

誕生日??

実際の誕生日ではない。
リアルニート侍の誕生日。
イエス・キリストの誕生日と同等の扱いをして欲しいくらいの存在なんだけど。



昨年まで働いていた。

誰もが羨ましがるだろう良き上司、先輩、後輩、待遇に恵まれ、充実した毎日を送っていた。

昨年11月の中旬過ぎ。
栃木県への珍しい出張を終え、帰路へついた。

直後、体調不良に。
最初は風邪かと思った。

治った頃合で会社へ行く支度を始める。
突然訪れる吐き気と眩暈。
自分の体は自分が一番分かっているはずなのに、原因不明の体調不良。

でも、この症状は友達で見たことがある。
自律神経失調症。
季節の変わり目や多忙業務、仕事に不満を持つ人に起こる症状。

1週間くらい休めば大丈夫だと思っていた。

平常に業務をこなし、帰る。
帰り道、変な考えが頭を過ぎる。
急カーブ。
「このまま死んだら楽になれるかな。」
表れたのは、自殺願望。

いつしか、自殺願望が芽生え、会社に行けば嘔吐するようになっていた。
「すみません、ギブです。」
嗚咽を止められない、涙目で上司に訴えた。
それが、最後だった。
それから、会社へは戻れなくなった。

行こうと支度をすれば、吐き気と眩暈が起こる。
車に乗ると、自殺願望が頭を過ぎる。
何もできない。

気づけば、自分に対する苛立ちから子供に当たり散らかしている。

家のカーテンは開かない。
外には出ない。
何もしない。
できない。

そして、完全な引きこもりに変貌していた。


昨年12月1日。
忘れもしない日。
見かねた友人が、無理やり病院に引っ張って行った。
行った先は精神科。

こんなところ、ごめんだ。
根性でどうにかなるって。
本当に行きたくなくなかった。

診察を待つ。
患者は他にいない。
静かだ。
自分の脈打つ心臓だけがうるさい。

名前を呼ばれる。

診察室へ入る。

緊張が収まらない。
震えが走る。

怯えで起きる震えの中、先生に自覚症状と自殺願望があったりするなどの話をした。
ストレスチェックを実施。
結果は、健常人が持つストレスの5倍の値が出る。

それより驚いたのは病状宣告。

『うつ病及び適応障害』

????
自律神経失調症ではない。
ピンと来ない。
いや、納得したくない。
昔から精神的に元気だし、根性論だし、慣れればなんでもできる。
トラブルメーカーだったかもしれないけど、ムードメーカーだと思っていたから。

医者の話では、3ヶ月の自宅療養。

まずは会社へ連絡。
「今年の3月までに治してみせます。
治らなかったら、きっぱり辞めます。」
12月は有給で消化、1月からは休職に扱いしてもらった。

親へ連絡。
声が返ってこなかった。
そりゃ、だよなぁ。
自分の息子がうつ病なんて、信じられないよなぁ。
何がなんだか分からないだろうな。

俺だって、こんなもん根性論で治せると思っていた。

自宅療養期間。
掃除さえ、やる気にならない。
出来ることが出来なくなっていた。
得意の料理さえ、包丁を持てば出てくる。
もう一人の自分の希望。
自殺願望が。

それどころか、「やる気」が何ひとつ起きない。

ただ動いているのは心臓のみ。
頭は腐り、何も考えられない。
生命だけの、魂の抜け殻。

何も出来ずに、ひたすらに薬で寝る。
運転はおろか、外にも出られない。
人に会いたくない。

病状宣告から2ヶ月後。
だいぶ良くなってきている気がした。
カーテンを開けて風を入れ、外に出て散歩したり。
運転もまぁできるようになった。
上司が状況把握の為に、自宅まで面談に来て下さった。
素直にうれしかった。

「このままいけば、治ります。
大丈夫ですって。
3月末までには、復帰してみせます。」
以前と同じように、対応できた自分。


面談後、体調は急変。
眩暈と頭痛、吐き気、倦怠感。

残り1ヶ月で復帰できるのか。
そして、復帰後、また以前の様に仕事ができるのか。

不安が破裂する。
プレッシャーが発動させる、体への状態異常。

病状は更に悪化していった。


今年の3月末。

休職延期の提案もあったが、これでは迷惑をかけすぎる。
辞職。か・・・。
心が病みすぎていた。

ヨメに相談するも、
「自分で決めていいんだよ。」
「いや、自分で判断できないくらいパニくってんだよ!」
更に腐敗しているグチャグチャの頭と心。

家族を護る。
家長である自分が、仕事放棄なんてできない。
けれど、このままでは・・・
保険会社では分からないように、確実に死にに行く。

吐き気を抑えて、勇気を出しての決断。
「辞めます。
約束しましたし、これ以上迷惑はかけられませんから。」

決断の夜、ヨメに謝る。
泣きながら。
「ゴメン。ごめんなさい・・・」

やはりコントローラーを亡くした感情。
もう、訳が分からなかった今年の序盤。


きっぱり仕事を辞めてからは、病状は回復傾向にある。
この機会に第三者的に自分を見つめなおし、当時を振り返る。
うつ病及び適応障害の要因を。

今では思い当たる、一つの言葉。

プレッシャー。

多分。

別に苛酷な労働環境ではなかった。
自分に負けただけだ。
しかし、自分のモットーは、「期待される成果+α」。

これが、要因だと思う。

適当にやってりゃよかった。
と、言っても適当に仕事なんかできない。
人の世話なんかしてる場合じゃなかった。
でも、思案、苦難している人は見過ごせない。
性格だから。


いや~、本当に会社の人には迷惑、心配をかけてしまった。
その罪悪感は辞めても、しこりとして残っていた。

今年の8月。辞めてから4ヶ月。出勤しなくなってから9ヶ月。
ようやく、自分から挨拶をしに行く気になった。
「自分でケジメを付けたい。」

郵送で菓子折りと手紙を贈る方法も考えた。
しかし、それでは心が浮かばれない。

当たり前の事が遅くなってしまったけれど、これが精一杯だった。
自分から、正面切って立ち向かう。

元会社へ向かう途中、激しく打つ脈。
視野は段々狭くなる。
呼吸が速度を増す。

到着。
安堵と不安が混沌とする。
出迎えていただいた上司、先輩、関係者様。
心からうれしかった。

「本当にご迷惑をおかけして申し訳ありません。
本当にお世話になりました。
ありがとうございました。」

やっと言えた、謝罪と感謝の気持ち。
でも、本当は、体が震えていた。
震えが止まらなくてどうしようかと思った。

帰り道、不思議と訪れる爽快感と安堵感。
自分でケジメをつけられた事による、全てからの開放。



ケジメをつけて、立派になった。
何が?
ニート具合だよ。

体調は、かなり良好。
料理は普通の主婦より早く、腕は立つ。
学生時代に寿司屋、就職前に飲食店でバイトをしてた事が、料理に役立っている。
掃除も細かくできるようになった。
人ゴミもだいぶ行けるようになった。
でも、精神的に頑張った分のリバウンドは未だにある。
頭痛、吐き気、倦怠感は。
抗うつ剤、精神安定剤、睡眠導入剤、睡眠薬。
薬は増えているが、心には余裕がある。

でも、大丈夫。
もう、「死のう」とは思わない。

別に新しい道を見つけたから、とかではない。

時間は無駄になるかもしれない。
何年かかって完治するかも分からない。
10年かかったっていう人の話を聞いたりもする。

しかし。
今、やるべきことは家族を護ること。
限られた時間の中で、ムスメにありったけの愛情を注げる時間が出来たこと。
病気になって始めた思えた、時間が出来た事への感謝。

ムスメの成長見守る。
家計のやりくり。
帰りの遅いヨメへ、出来立ての料理を頬張ってもらう。
やることは、たくさんある。

そして、読書とこの日記を書く時間。
至福の時だ。


今日、12月1日。
「リアルニート侍」としての宣告を受けた記念日。
ポジティブだろ。
1歳になりまちた。
いや、やっとレベル1になったのかも。

将来の事は考えていない。
今は。
リアルニート侍として、世相、家族の話題、いい話、悪い話、何もかも。
万事屋なりにブった切ってやる。

何気ない「日常」という生活を、「笑い」という奇跡の連続になるように。